今日は児童書のご紹介。



子どもの頃の自分に会えるお話です。タイトルは「ごくのネコにはウサギのしっぽ」。ネコや犬と子どもとのふれあいを描いた三つのお話です。



きょうだいと自分を比べて劣等感を抱いたり、序列争いに必死になったり…大人になった今、振り返るとちっぽけなことが、子どもの頃の自分には一大事で、くよくよと悩んだり、激しく怒ったり、時に涙がこぼれたりしたものです。



でも、子どもだったのだから当たり前と、今ならわかります。いろんな経験を積んで大人になっていくのはうれしいことですが、忘れたり、鈍る感情もあるもので…



でも、この本を読んで、“あのころ”の気持ちを思い出すことができました。だから、失っているわけではないんですね。



強く、たくましく、面の皮の厚いおばちゃんになり果てた私を純情だった(?)少女のころにひととき、連れ戻してくれる、そんなお話。私は三番目の「おたすけ犬(けん)」のお話が一番好きです。



小学校3、4年生の子ども向けの本ですが、こっそりお父さんやお母さんも読んでみてください。





朽木 祥
価格:¥ 1,260(定価:¥ 1,260)


おすすめ度:




作者の朽木 祥さんは、広島市生まれの児童文学作家。近著に「風の靴」があります。



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