読んだら、すぐに実践してみると、この本の価値が分かります。



今回、ご紹介する新書「論理と心理で攻める 人を動かす交渉術」は、読むだけで勉強になるのですが、ひと通り読んだら、すぐにこのノウハウを使ってみることをお勧めします。



「交渉」と構えなくても大丈夫。



相手の意向に対して、自分はどうしたいか、それを相手に理解してもらうには……という場面、日常生活にもたくさんあると思います。



PTAの役員会で、会長と意見が対立。自分の意見を通すには…とか
客先から値下げを要求されている。でも、それを受け入れるわけにはいかない…とか
どうしてもほしい家具がある。でも、その値段では買えない…とか。



そんなとき、円満に交渉を進めるための秘訣がわかりやすく紹介されているのが本書です。



 ・相手から聴きだしたことは、すべて交渉の情報になる。
 ・交渉の参加者には「事前の相談」「事前の一言」で決定プロセスに参加させる。
 ・暇な人の方が交渉時には強い。
 ・経験と勘ではなく、情報という武器を準備して交渉に臨む。
 ・勝てるとわかったら、相手のための逃げ道をつくっておく。



「なるほど」と腑に落ちることばかりなのですが、同時に、今からすぐ実践できるヒントがちりばめられているので、自分状況に置き換えて、本書をもとに作戦を立てるとよいと思います。



ある勉強会で本書を課題図書に選んだのですが、値下げを要求する相手に、本書を読んで臨み、見事に値下げ阻止に成功した参加者がいます。



「こんなときはこうすればよい」という指針があるだけで、負けずにすむという好例を見たようで、その参加者の交渉エピソードに、多く学ぶものがありました。



「勝つため」というより、「負けないため」に何を準備し、どのように臨むかを教えてくれる一冊です。





論理と心理で攻める 人を動かす交渉術 (平凡社新書) 論理と心理で攻める 人を動かす交渉術 (平凡社新書)
価格:¥ 735(税込)
発売日:2007-08-11


大好きな映画「評決」が例に取り上げられていてより一層、本書に好感をもって読めました。





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