昨日、26回目の「仕事美人トークカフェ」を開催しました。

 ゲストは、
 児童書の出版を専門とする広島初の出版社
 きじとら出版代表の小島明子さん。

 会場は、自宅の1階を改装して古本屋を営む
 「古本と珈琲 楢」。

 書棚の奥にある
 10人も入ればいっぱいという
 カフェスペースに

 昨日はなんと15人が
 肩寄せ合って座り、
 今どき大学のゼミでも
 ここまで人がくっつき合うことはないだろうという
 密接度。

 でも、
 ゲストと参加者が至近距離だった分
 小島さんの話に
 「あ」という声がもれたり、
 「そうそう」という心の声が聞こえたりと

 参加者の気持ちが徐々に近づいていく様子を
 ダイレクトに感じることができました。

 だから、ライブはやめられない!

 出版社に勤めたこともなく
 編集や印刷の知識もなく
 ましてや、経営の経験もない
 いわば、すべてにおいて素人だった
 小島さんが

 自宅で児童書専門の出版社を立ち上げたのは
 昨年のこと。

 院卒の元公務員で
 家庭に入ってからは
 子育てのかたわら原書の翻訳サークルの講師をしてきた
 という小島さんは、

 実年齢よりも落ち着いて見え
 研究者のような雰囲気の物静かな女性です。

 しかし、子どもの頃からずっと好きで、親しみ続けてきた
 本の話になると、驚くくらい饒舌になり、
 熱いんです(も~、ほんとびっくりしたわぁ)。

 長年、持ち続けてきた「本に携わる仕事がしたい」という思いが
 名だたる翻訳大賞の受賞をきっかけに
 「そうだ、本を作ろう! 自分で出版社を始めよう!!」
 という行動に結びつき、本当に翻訳絵本を出版してしまった……

 一見、思いつきとひらめきと行動力だけで
 「やっちまった人」
 に見える小島さんですが

 きちっと潮目を読み、
 冷静に判断し、手を打っているから
 はずなさない。

 これは運とか、年の功ではなく
 長年の読書経験により磨かれた
 思索する力と洞察力のなせるワザと
 わたしは感じました。

 しかも、数字に強い
 (外見や口調からは全然そうは見えないんだけど……)。

 そして、人が応援したくなる
 素朴さと素直さ。

 広島にもまた一人
 面白い女性経営者が出てきたと
 感じています。

 そんなわけで
 見た目のイメージとは裏腹な破天荒ぶりで、
 ジワジワ攻めてくる小島さんに

 いい意味で裏切られ、
 楽しませてもらった
 昨夜のトークカフェでした。

 ご参加の皆さん、ありがとうございます!


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 小島さんって、まさに「本の虫」の典型。
 読書で培われた思考と感性は、アスリート並み!
 わたしももっと読まないと!