「スニーカーとスウェットを
  着ている女性はみっともないわ!」

 と言い切るのは
 ウエスト・ビレッジ在住の作家
 アリス・カーレイ。

 ショートカットの赤毛をきちんとなでつけ
 クラシックなメンズウェアにさりげないフェミニン・タッチを取り入れた
 独特で自由な着こなしを楽しむ女性。

 推定年齢73歳。

 シンプルな白いシャツに
 赤毛と数種類のモスグリーン系の
 アクセサリーをスパイスのように効かせ
 口元には赤いルージュ。

 そのかっこいいことと言ったら……。

 スニーカーとスウェット姿が
 許されるのは
 ピチピチの肉体と肌を
 持て余している若い時のみ。

 歳を重ね
 相応に肌や体型が衰え始めたときから
 始まるのが、

 外見と内面の「自分の手入れ」
 だということを

 ニューヨークのおしゃれマダムの一人である
 アリスは教えてくれます。


 広島そごうで開催された
 「NYマダムのおしゃれスナップ展 ~Advanced Style」
 の最終日に滑り込みセーフで入場し
 買って帰ったのが

 この写真展のスナップを収めた
 写真集でした。

 今年に入り
 渋谷西武をはじめ
 各地で開催されている写真展
 足を運ばれた方もいることでしょう。
 
 とにかくパンチのきいた
 自分流のおしゃれを存分に楽しむ
 ニューヨークのマダムたち。

 60歳~100歳代までの女性を
 写真家のアリ・セス・コーエン氏が撮影しているのですが

 マダムたちの
 「No rule,My rule(=ルールなんてないのが自分のルール)」
 な着こなし、メイク、ヘアスタイルは
 エネルギーに満ちあふれ、
 年齢を超越している感じ。

 高三長女が先に写真展を見に行き
 「良かった!」と絶賛していたので
 わたしも後追いしたのですが

 このスナップの数々は
 次女にも母にも、友人にも見せなくては!
 という使命感(?)から
 会場で写真集を即、買ってしまいました。


 この写真集
 一人で眺めても
 刺激的で元気をもらえますが

 女同士で肩寄せ合って
 ページをめくっていくのも
 きっと楽しい!

 スナップと共に
 マダムたちのひと言も
 挿入されていて
 ハッとさせられますよ。



  帽子、眼鏡、赤い口紅は
  NYマダムのマストアイテムですな。