ライター・カミガキ 臨機応変日記

好きな言葉は「臨機応変」。 変幻自在、しなやかに強く、信じるままにわが道を行くライター・カミガキの日々の奮闘・思い・気づきを綴ります。

2004年09月

広島の吉和村の特産品を販売するサイト「がんす村」が今月末でサイトを閉鎖することになったとお知らせがありました。

2001年、私がフリーになって最初に企画を担当させてもらったWebがこの「がんす村」サイトでした。制作から既に3年が経過。編集稼業の応用とばかりにサイトプランを考えたものの、たいしてWebの知識を持っておらず、デザイナーさんや発注もとのトランスワード社のスタッフの方々の応援を得ながら完成したサイトです。デザイナーのHさんが彼女らしい愛らしいデザインに各ページを仕上げてくれ、チェックするたび感動したのを思い出します。なくなると思うと、やはり寂しいものですね。

スタートから今までWebmasterを担当してくれていたのは、知人で責任感のあるN田さん。スタート以降、自分も仕事を持つ身で、しかも年々忙しくなっていたにもかかわらず、彼女特有の配慮の行き届いた管理を続けてもらい、ありがたく思っています(N田さん、本当にありがとう!)。

このサイトの目玉の一つが「もみじのてんぷら」という商品。本物のもみじの葉をキレイに洗い、乾燥させて揚げたものです。9月の初めに「がんす村」の畑(「がんす村」の運営元は貸し農園を持っておられるのです。私はその畑の間借り人)を訪れた時も、スタッフの方が集めた大量のもみじを洗っておられるのを目にしたばかり。さくっとした食感で、珍しがっているうちにあっという間に食べれてしまいます。

吉和は、県北に近い山里。水がきれいで、避暑にもぴったりの寒冷地なため、わさびの特産地でもあります。「がんす村」サイトでも「わさび葉漬け」や「わさび大根漬け」などを取り扱っています。ピリッと辛くて、お酒の肴にちょうどいいんですね、これが。私が個人的に好きだったのは「しその実」。新鮮なしその実だけを醤油漬けにしたものですが、これがまたほかほかごはんと好相性なのです。

サイトの掲示板を覗いてみると、
私は3回位しか利用しなかったけど 50才を過ぎてやっとネットショッピングを覚えたのにやめちゃうんですか? おしいなぁ 
こんにちは、以前もみじのてんぷらを買いました。私は大阪に住んでいるのでもうネットでは買えないのね~(TT)」
という、購入者の声が寄せられており、感慨ひとしお。企画段階でも「ネットショッピングが初めて、という自分の親世代の方にも気軽に利用してもらえるサイト」を念頭に置いていたので、当初想定していた対象となる方に実際にご利用いただけていたことを、改めてうれしく思いました。

「がんす村」サイトは9月30日をもって終了ですが、FAXや電話での商品購入は引き続き可能です。
FAX番号は 0829-77-2738
商品カタログ送付希望の方、商品のお問い合わせについてはフリーダイヤルをご利用ください。
<フリーダイヤル ★ 0120-702-852 >

リアルの店舗では「がんす村」商品を下記の場所で購入できますよ。
広島夢ぷらざ
めがひら温泉
クヴェーレ吉和
もみのき森林公園
国営備北丘陵公園
魅惑の里
湯来ロッジ
吉和SA

吉和は、温泉も近くに多く、ドライブがてら立ち寄るにはおあつらえ向きの地です。私は畑を借りている関係上、月に1回程度子連れで訪れますが、夏は涼しく、冬は雪遊びがバッチリできるのでお気に入りです(車のチェーン装着は必須ですが)。畑仕事のあと、温泉につかったり、魅惑の里で川遊び(今年は子どもそっちのけで親の私が必死で泳ぎました。とっても気持ちいいのだ!)したり、冬はもみの木森林公園でそり遊びするのがわが家の恒例行事です。これからは晩秋にかけて、山々の紅葉が見事ですよ(10月下旬くらいかな)。

サイトが完成した早々、店主の谷田さんが畑の掲示板にうれしそうにURLをチョークで書いておられたのを思い出します。

南々社の季刊誌「がんぼ」癒しの秋号、もうご覧いただけましたか? 今回の特集は「保存版 徹底調査 中国地方の本物温泉」です。これでもかっていうほど、中国地方および近郊の温泉情報が詰まってます。

ライター・カミガキ担当の「広島の酒」応援企画⑤は、題して「広島生まれの『本格焼酎』を訪ねて」です。このたびは拡大8ページ(いつもの2倍!)。前半4ページは「がんぼ」編集部による中国醸造のルポ。実は私、個人的にこちらの焼酎のファンでして「天厨貴人」「嵩山」は自宅でよく飲みます。

私が取材したのは、竹原にある中尾醸造と三次にある白蘭酒造、そして広島市中区にある大和屋酒舗と居酒屋のちょこっと屋。いずれも、いち広島県人として新たな発見のある酒蔵・お店でした。

詳しくは「がんぼ」本誌をご覧いただくとして、ここでは取材こぼれ話をご紹介します。まずは、中尾醸造さん。「誠鏡」ブランドでおなじみですね。私はこちらの「幻」が好きです。夫の実家は自営業(大工さん)ということもあり贈答品についてはうるさい! 嫁いでから、義母にはいつも「お届け物には誠鏡の幻」と言われています。実際、「幻」はどなたに贈っても喜ばれるお酒です。

その中尾醸造が手がけている焼酎が「がんぼう」。私はなぜか昔からこの「がんぼう」という焼酎の存在は知っていました。多分、酒好き焼酎好きの父が家で飲んでいたからだと思うのですが、中尾強志社長にそのことをお知らせしたら、呉(私の実家があります)は焼酎の消費が多い地域なのだとか。地元竹原では「がんぼ=中尾醸造の焼酎」として知る人は少ないんだそうです。

“技術屋”出身という中尾社長は取材の対応もとても丁寧で、実直で誠実なお人柄をうかがい知ることができました。取材を一緒に受けてくださった今岡杜氏も、杜氏として“旬”な感じの現役感のある方で印象的でした。日本酒、焼酎ともおいしいですが、大崎下島・豊町産の「大長レモン」を原料に中尾醸造が独自の製法で発酵醸造した果実酒「大長 檸檬酒」もおすすめ! さっぱりした飲み口でいくらでもいただけます。瓶のラベルもレトロなデザインで素敵ですよ。

お次は、三次の白蘭酒造さん。こちらもユニークな酒蔵でした。酒蔵の主の風格そのままの佐久間孝二郎社長、社外取締役の小田大治氏、若干32歳ながら広島杜氏組合などの品評会で数々の受賞暦を持つ平田杜氏が取材に応じてくださいました。中でも傑出した存在感が社外取締役の小田氏。取材中もオヤジギャグ連発でたじろぎましたが、とても自由で豊かな発想の持ち主。白蘭酒造の焼酎「gaga」の生みの親でもあり、とにかくエピソードには事欠かないのです。

酒蔵自体もかなり歴史のある建物で、誌面では小さくしか掲載できませんでしたが、現在、貯蔵庫になっている建物はとてつもなく太い梁がめぐらされ、かつて「大名蔵」として名を馳せた時代の名残を残していて感動ものでした。古い蔵の中で若い杜氏が育ち、新しい発想の酒づくりが行われている、そんな注目の蔵でした。

広島の焼酎情報を集めている際に、“大和屋だけの広島焼酎”というこだわりの品揃えに惹かれ訪ねたのが大和屋酒舗さん。こちらの大山晴彦店主は、なんと! ライター・カミガキごひいきの漢字TシャツショップAnythingの西村和弘氏の高校時代の同級生。酒の取材を担当するに際し、西村氏からも大和屋さんのことは教えてもらっていたのですが、やっと今回取材にこぎつけました。大山氏も西村氏同様、自分の仕事に志と情熱をもった若き仕事人でした。実際に自分の足で酒蔵を訪れ、自分の惚れこんだ酒をお店で販売すると言うポリシーをきちっと持っておられ、取材が楽しく刺激的でした。

取材の帰り際、お店で買った「とうふみそ」。こっれがまた焼酎に合うんです! 大山氏のおすすめで買ったのですが、さすがよくわかってらっしゃる。チーズのような味噌のような、なんともいえない味わいで、日本酒の肴としてもいけます。ちょっとハマってしまいました。

最後に、広島の地酒がすべて取り揃えてある居酒屋「ちょこっと屋」。ここもホント「素晴らしい!」のひと言に尽きる居酒屋でした。予約のお客さんの準備で超多忙な中、きっちり取材に応じてくださった山川剛店主は若いのに芯の一本通った方でした。一見、今どきの若者風の山川氏の口から「地産池消」という言葉が出てくるとは。感動でしたね。その言葉どおり、地元広島の食材にこだわった料理と、山川氏自らすべての広島の酒蔵を回り(時には酒造りにも参加して)取り揃えた広島生まれの日本酒たちがズラリ。もちろん、広島産の焼酎の充実度も一番でしょう。

もともと大しょう酎のスタッフだったという山川氏は、独立の際、社長の反対を押し切って風俗街の入り口近くに店を構えたのだそう。普通は女性客が通ることがなさそうな所に敢えて店を構え、そこが「ちょこっと屋のある通り」として知られるようになってほしい。そんな彼の思いは、04年6月の開店以来、着実に現実のものになっていて、お店を訪れるのは大半が女性客とか。お店はすべて手作りで、いろんなところに人の息遣いや遊び心がちりばめられています。でも、お酒の扱いは一流で燗は温かいまま冷ますことなく、冷は冷たいままいただけるよう細心の注意が払われているのです。店内のBGMは80年代の歌謡曲というのも渋い。夫に話したところ、取材後まもなく早速出かけてました。

というわけで、今号の「がんぼ」ぜひ、ご覧くださいね。感想も待ってます!

「話すように書く」
簡単そうですが、話し言葉と書き言葉は違うので、話すように書くのは結構、難しいものです。仕事柄、長年書き言葉に慣れ親しんでいると、自分では話し言葉を意識して書いてもどこか文章に硬さがあって、読み返してみて「なんか違う!」といつも思ってしまいます。だから、目下の私の課題は「話すように書くこと」。理想は、話し言葉にも書き言葉にも違いがなく、程よく品の良い仕上がりで両方使いこなせるようになること。

そんな、目標を持つきっかけとなったのが、最近、毎日欠かさず読んでいるメールマガジン「砂漠に水」との出合です。

まず、惹かれたのがタイトル。仕事柄と単純な興味から、100誌以上のメルマガを購読していますが、タイトルのセンスに惹かれて読むメルマガって意外と少ないです。検索対策を考えに考え、厳選したキーワードを吟味してつくられたタイトルのメルマガを多く目にしていると、「またか」と思うタイトルや、タイトルで内容まで透けて見えるようなメルマガにいささかうんざりしていたので、この短い、でも、メッセージのあるタイトルは強烈で新鮮。どうしたって、著者への興味が募ります。

それと、好きで信頼して読んでいるメルマガで紹介されていたというのも、読み始めた大きな要因でした。「砂漠に水」はフリークリエイターのための「営業のカンセツワザ」に紹介記事があったので、上記の理由もあり、すかさず購読申し込みしました。メルマガの相互紹介って頻繁に行われていますが、私はやみくもになんでも相互広告し合っているのではなく、筆者が納得・吟味して紹介しているものを選ぶようにしています。そのほうが、良質のメルマガに出合う確率は高いです。

そんなわけで、創刊号からやや遅れて購読し始めた「砂漠に水」ですが、読み始めてうなったのが、そのテンポの良さ。「TALK LIVE!」とメルマガに記されているように、話すように書かれている。それも適度な文章量で。

読み始めて「この人、うまいな~」とは常々思っていたのですが、筆者の杉山弘道氏はきっちり「話すように書く」ことを意識しながらメルマが書いてるんですね。それを確信したのが、「砂漠に水」9月1日放送じゃなくて書かれている第32滴の号。曰く

■私は【砂漠に水】を書くとき&発信するときに、
  超ローカル放送局:FMスギヤマのDJ、
  映画『アメリカン・グラフィティ』のウルフマン・ジャック気分で
  心地良くトーク・ライブしているつもりです。


あ~、そうだったのか! と得心し感激した私は、すぐさまファンレターを送りました(だって、いてもたってもいられなかったんだもん!)。

根強い人気があり、長く続けているメルマガも、話し言葉で書かれているものが多いように思います。「読者への親しみ感の醸成」と片づけるのは簡単ですが、これもある種、センスと力量がなければできないことと私は思います。それは、私のようにライター稼業をしている者にとっては結構、盲点かつ脅威で、書くことが実は本業でない人のほうがうまい気がしています(悔しいけど)。当の杉山氏も社長専属コンサルタントが本来の職業です。メールマガジン「セクシー心理学」のゆうきゆうさんもライターが本業ではないですよね。私の知っている人ではメルマガ「トランスマガジン」で「翻訳しよう」を書かれている荒井邦彦氏も話し言葉と書き言葉に違和感のない達人です。

「砂漠に水」の杉山氏はどうやら私と同世代。ということもあって、まだ会ったこともないくせに、私は勝手に同世代の書き手として馳星周と並び意識している人物です。というのも、ここ広島では、私の知る限りライター人口って少なく、意識できる同世代の書き手にはなかなかお目にかかれません(大先輩とか若手はいるにせよ…)。同世代でうまい書き手って、それだけで尊敬してしまうのです。で、単純にうれしい。

最後に、「砂漠に水」はどんな内容のメルマガか? それは、読んでいただければわかります。特に中小企業の経営者にはぜひともお読みただきたい! 杉山氏のように経営者に対してピシッとキレのあるひと言を言ってくれる人、きっと周りにはそういないはずです。ご購読はこちら! カミガキのイチオシです!!!

昨日、今日と“にわかコメ屋”になりすまし、10キロ入りの無農薬米を配りまくりました。改めて自分が配達業に向いていることを認識。混んでいる道を避け、タクシーのごとく裏道を突っ走る私のクルマのBGMはなぜか矢沢。コメ屋というより、“中年暴走族”の域を脱しませんが…。

わが実家は兼業農家。長らく両親が田畑でコメやら野菜をつくっています。既に新米シーズンに入っているのですが、実家で貯蔵しているコメの在庫があるため、周囲に配りきれなくなった母の命を受け、友人知人、日ごろお世話になっている方にお分けすることになりました。小粒ではありますが無農薬栽培、さらに、貯蔵しているコメをその都度精米するので、精米ほやほやのおコメを袋につめ、クルマに積めるだけつめ込み、呉の実家から自宅に戻る道々、配達して帰りました。

わざわざお茶の用意をして誘ってくれた方、お土産にお菓子などをくださった方もあり、本当にありがとうございました。喜んでいただき、私もうれしいです。

炊き方のポイントは、水道水ではなく、できればミネラルウォーターで炊くといいです。私は、このブログでも紹介している「白山命水」を使って炊きましたが、違いのわからない女の私でさえ、ツヤッとした炊き上がりにびっくり。水ひとつ変えるだけでも、随分違うものです。

あともうひとつ、おコメをといで水に浸す時、ハチミツを加えて炊くとおいしいです。NHK「ためしてガッテン」で知ったらしい母から聞いたのですが、実際やってみるとよかったです。ハチミツの量は、おコメ二合に対して小さじ1杯の割合。わが家にはハチミツの大瓶があり、なかなか減らなくて困っていたのですが、炊飯に使うようになり、ハチミツが消費できごはんもおいしくなるという一石二鳥で助かっています。

「ブランド米のような高級なコメじゃないけど…」と渡したら、「なに言いようるん。ある意味、ブランド米じゃろ」といわれました。うちの両親をよく知る友人のそのひと言は、濃い個性を持つわが両親がつくったコメ(人と同じことをやることが嫌いな父は、なぜだか無農薬米にこだわり、かたくなに毎年続けている)を濃いDNAを受け継ぐ娘の私が配りまくる様のおかしさを言い得て妙で、思わず爆笑してしまいました。

そいうわけで、食欲の秋でもありますので、しっかりごはんを食べてスタミナをつけてくださいね!

今朝、提案した企画が見事撃沈して、気分はすっかりディープブルー。自他ともに「落ち込み知らず」の私ですが、たまには海の底ほど深く打ちひしがれることもあります。というか、得意分野の企画がボツっても全然へっちゃらで、明日のファイトの糧にしますが、苦手分野は最初かっら腰が引けてしまってる分、ボツるとふがいない自分を責めたりして…。いつになく、逃げ腰、へっぴり腰で、弱気チック。

現実逃避をきめこんで、久しぶりに敬愛する蝶々さんのブログを覗きに行きました。そしたら、たちまち元気百倍! なぜって、新刊が続けて出るらしいのです。うっほほ~い!

私が蝶々さんを知ったのは「銀座小悪魔日記」。副題に「― 元銀座ホステスの過激すぎる私生活」とあるように、銀座ホステス経験のある(しかもスカウトされ、アルバイト感覚で始めたらしい)筆者が赤裸々に綴った愛の日記なのです。

もともと、ネットで書いていた日記が評判になり書籍化されたものらしいのですが、読後の感想は「かつての山田詠美みたいな生き方してるよ、このねえさん」。月刊カドカワ連載時代から山田詠美の小説を愛してやまない私ですが、彼女の初期の頃のエッセイにあるようなキテレツな恋愛生活してるんですよ、蝶々さんって。だから、よけいに読んでいておもしろいのです。

で、次に出たのが「小悪魔な女になる方法」。これが、また、おもしろいんです。本人も意識して書いたのだと思うのですが、蝶々版「ザ・ルールズ」という内容で、彼女流の粋でいなせな恋愛セオリーが章立てて解説されています。

「夫も子どももいる身で今さら恋愛セオリー学んでどうするよ」と、このブログを読んだ女性関係各位がPC画面に向かってブーイング飛ばしてるのは百も承知ですが、見させてくださいよ、夢を! 月イチのエステとこのくらいしか楽しみないんだから!

さっきまでディープブルーに落ち込んでおきながら、なぜに見事、生還したかと言うと…蝶々ブログ9月13日分に、10月20日に「銀座小悪魔日記2」が発売予定に加え、もう1冊新刊が出るらしい! 好きな作家の新刊ほど、私をご機嫌にするものはありません。買うぞ買うぞ~!

最近、蝶々ブログに飽き足らず、偶然見つけたのが「夕刊フジブログ」に掲載中の「蝶々の現代おじさん図鑑」なるコラム。これも、笑えます。「夕フジを買いづらい乙女なみなさんは、ココでどうぞご一読を」と、うら若い女子達に蝶々ブログのリンクを紹介する心優しい蝶々さん。

でも、私は平気! だって、コンビにでも書店でも、「週刊現代」「週刊ポスト」までは自分で買ってしまうほどに、すっかりオヤジ化しているライター・カミガキ。夕刊フジなんてお手のもんよ(でも、「週刊大衆」になると、さすがのオヤジ・カミガキもよう買いません。ちなみに「週刊現代」の袋とじも自分で開けるのはいやで、夫に頼みます)。

なぜ、私がここまで恋愛本に傾倒するかと言うと、青春時代から20代にかけて、きらびやかな恋愛体験がなかったから。それに尽きると自己分析しています。9月12日付の中国新聞朝刊・芸能欄に、映画「スウィングガールズ」の監督・矢口史靖氏が青春映画の製作動機について、次のように語っています。

自分の高校時代は夢や希望がなかった。思えば、あのころつまらなかったから、それを取り戻したいという思いが青春映画につながっているかもしれない

私も、恋愛に関しては全然もてず、つまんなかった高校~短大~20代社会人時代を、今ごろになって取り戻そうとしているのかも。恋愛本の中で。蝶々本は、まさにそんな私の欲求にぴったりで、痛快で読後とっても爽快なのです(ま、夫に対しては、常に子悪魔してるからいいんだけどさ)。

今日のブログは、さり気なく読んでくださっていた、カミガキの女性の友人知人関係各位へのサービス版です。相変わらず、バカやってます、わたし。おコメ、お分けできなかった皆様方、この場を借りてお詫び申しあげます。ごめんなさい。また、なんかおもしろ&おいしいネタ見つけたら、速報します! お楽しみに。

今年は上の子どもが小学校に入学したのに伴い、春からPTA、留守家庭子ども会、地域の子ども会などに相次いでデビュー。保育士の先生方におんぶにだっこだった保育園時代とは明らかに違う小学生生活はなにをするにも初体験のオンパレードです。

そして、ついにめぐってきた子どもの誕生会というイベント。数カ月前に同級生のお誕生会に呼ばれていたこともあり、大体の流れは把握していたのですが、実際、我が家でやるとなると内心はドキドキ。初回だけに、親のほうがリキ入ったりして…。

同級生の子がやっていた通り、まずは子どもに来てもらいたいお友達をピックアップさせる作業から開始。総勢6名。いずれも同じクラスの子で、保育園時代からのお友達や親同士が留守家庭子ども会の役員メンバーだったりと、私も顔を見知ってる子達ばかり。で、日時は、留守家庭子ども会が休館日でもある第二土曜の午後に決定しました。

次にしたのが案内状の作成です。ネットでフリーで使えるテンプレートを活用し、子どもに好きな絵柄を選ばせ、人数分プリントアウト。宛名は子どもに手書きさせました。こういう作業って、私のほうが熱中してしまい、夕食のしたくもそっちのけでテンプレートを吟味して作ったものの翌日が台風で小学校は休校。親がいつになく張り切るとこういう結果になるものです。

当日は、ビデオを見たがる子どもを叱り飛ばしながら朝から掃除。子どもには自分の部屋の掃除を指示し、あわせて掃除機の使い方と雑巾がけをレクチャー。決して完璧にはいかないのですが、「自分でさせることに意義がある!」と思うので、ひととおり自分でやらせ「仕上げはおかあさん」です。でも、これで雑巾がけは子どもにやらせると私が楽になることがわかったので、今後もさせていこうと決意新たに。

掃除を終え、今度はいざ買出し。ケーキ屋で子どもにケーキを選ばせ、誕生会のイベントとして行うことにしたクッキー作りの材料を求めてスーパーに。慌しく買い物を済ませ、昼食もそこそこに、子どもは待ち合わせ場所にお友達を迎えに行きました。その間、私はクッキーの種作り。

お菓子作りは高校生の時にはまりまくって、作っては食べ作っては食べの連続でした。それなりに腕は上がりましたが、体重も急増してただのデブと化し、まったくもてなかった悲惨な青春時代を送ったという苦い(?)経験があります。その反動で、成人してからはほとんどクッキー作りなどしたこともなかったのですが、このたび復活。ケーキ切って食べて終わりじゃおもしろくないと思い、いつもと違う体験をさせようと子ども達と一緒にクッキー作りをすることにしたのです。

種だけ作っておき、ちぎっては子どもたちに渡し、好きな形を作らせます。そして、飾りにアラザンやチョコや色とりどりのスプレー、アーモンドダイスを用意しておき、好きなように飾り付けさせ、オーブンで焼きます。焼きあがったクッキーを大皿に全部並べ、バースデイケーキと一緒にテーブルにセッティング。昼間でまだ明るいので、部屋のカーテンを全部閉め、灯りも消して、ローソクをケーキに立ててみんなでハッピーバスデイの大合唱。ケーキを切り分け、残ったクッキー用の飾りをケーキにも自由に振り掛けさせるとみんな大喜びでした。

あとはめいめいに近所の公園へ行くチーム、部屋でおもちゃで遊ぶチームに別れ、わあわあやってました。お友達の中には「お皿を洗わせて」という子がいて、「食洗機があるからいいよ」と言っても洗いたがるので、一緒に洗い物。残ったクッキーをおみやげ用の小袋に入れる作業も手伝ってくれ、おばちゃんは非常に助かったのでした。なんでも、子どもがやりたがることはさせてみて正解と思いました。

こどもたちはそれぞれに誕生日プレゼントを用意してきてくれていたので、クッキーだけのおみやげでは心もとなくなり、急遽、追加したのが、やはりネットでフリーで入手できるぬりえ・ペーパークラフト・便箋。サンキューカードもついでにプリントアウトし、それらをセットにして各自に渡すことにしました。小学校一年生くらいだと、まだこの手のものでも喜んでもらえるみたいです。

6時までめいっぱい遊ばせ、あとは各自、家の近くまで散歩がてら送って終わり。土曜も出勤のお母さん達には「助かった~」と言ってもらえ、私もうれしかったです。子どもの誕生会というのは、およばれしたらこちらも招待するというサイクルなので、結局は持ち回りでみんなやるわけで持ちつ持たれつ。豪勢なことをしなくても、クッキー作りみたいなちょとした非日常体験で十分子どもは喜ぶので、私自身も楽しんで子ども達とワイワイやって過しました。

米国の妹によると、米国人家庭、中でも裕福な層(私立の学校など)の中には親がリムジン借りて、学校のお迎えは本人とその友達がリモに乗り込む…なんていう豪華版もあるとか。お金があると、子どもの誕生会ひとつも年々エスカレートしていくそうです(親の見栄というのもあるようで…)。でも、一般的には子どもたちが喜ぶような趣向を凝らしたパーティプランがいくつかあるそう。その一例を挙げると…
*家庭で、クラウンを呼ぶ
米国ではパーティーが多いため、専門の「クラウン」を頼んで、そのクラウンが子ども相手にマジックをしたり、遊びをしたり、フェイスペインティングをしたりしてくれる)。ケーキの前に、ピザも食べさせてもらった。(2時間で80ドルくらい)
*プールパーティー。
家のプールを使ったり、YMCAのプールを借りる。
*ムービー・パーティー
映画館の1ルームを借り切り、みんなでその時話題の子ども映画を観る。(120ドルで1シアター借り切り、30人ほどで鑑賞)
*ドレスアップ・パーティー
行き付けのチャーチを借りて、知り合いの美容師に頼み、女の子全員にいろんな髪型をしてもらったり、メイクアップセットをしてもらったりする。
*ローラースケート・パーティー
みんなでローラースケート場でローラースケート。ちゃんとパーティー用の小部屋があって、ケーキを食べたり、プレゼント渡しはそこでする。(100ドル程度)

などなど…。
家で、大勢の子どもを呼び、たくさんの風船に水を入れて水爆弾なるものを用意し、それを走り回りながらぶつけ合う…という、シンプルな遊びで盛り上がったりもするそう。いずれにしろ、楽しみ方が大人並みって感じです。

日本のわが家周辺では、他のお友達の家でもケーキみんなで食べて、ビンゴゲームみたいなちょっとしたイベントがあって、プレゼント交換して、あとはみんなで一緒に遊ぶというのがパターンみたいです。豪勢にやりすぎると、呼ぶ側の親も負担になるし、呼ばれた側も負担になるので、そのあたりはみんな察してるみたい。

ともあれ、親子ともども楽しめた誕生会体験でした。この日はビールがおいしかったです。

※活用したサイト
Canon グリーティング
わくわくKidsワールド









会社のロゴマークなどを企画することがあります。デザイナーと組み、私がディレクションするという形ですが、このたびもある企業のロゴを提案することになりました。そこでの気づき。

ロゴデザインといえども、好き勝手に提案するわけではなく、その会社のイメージを文字で表現していくわけですから、先方の要望をヒアリングしたうえで、長く使っても色あせず、その企業のカラーが出せるデザインの方向性を決め、デザイナーと相談しながら異なる方向性の案をいくつか提案します。

これは多分に私の性格的なものですが、つい、最初から自分の打ち立てたイメージに決め付けて制作してしまうのです。でも、お客さま側としては、「選びたい」という欲求があり、こちらがキメで提案してしまうとバリエーションがなくてもの足りなく感じる様子。

たとえば、その企業の社風や理念から「誠実で信頼感のある企業」というイメージを持った場合、ゴシック系のオーソドックスでカチッとしたロゴを提案したい、と私自身は思います。その意図をデザイナーに伝え、ゴシック系の文字で何案か提案してもらうのですが、当のお客さまとしては明朝系や筆記体のロゴも見てみたい。最終的にはゴシック系のロゴで落ち着くことが想定できても、先方は他の種類も見て選びたいのです。提案する側としては、あれこれ出すと却って相手を迷わすことになると思い、ある程度方向性を絞ってキメていくわけですが、それで相手が満足するわけではないということです。

私自身が思い込みが激しい方なので、コレッ! と決めるとそれで突き進んでしまう癖があるため、今回も「また、やってしまった…」と反省しきり。車のハンドルにもあそびが必要なように、提案の際にも相手に選んでもらう“余白”というかゆとりみたいなものも必要なんだな、と改めて感じました。

PTAの部会などでも、部員の負担を軽減しようとついつい部長の私が全部し切って物事を進めがちなのですが、これも、全部自分でやってしまわず、部員一人ひとりに意見を言ってもらったり、作業を分担して「参加意識」を持ってもらうことが大切だということに、最近気づきました。部長が全部取り仕切ってしまうと、部員にとっては結局他人事になってしまい、部会への参加率も落ちてくるのです。逆にちょっとでも、自分が参加して広報誌ができた、私も制作の一端をになった、という体験ができれば、達成感が生まれ、次号制作のモチベーションもあがります。

自分を振り返ると、なんでもついつい面倒見てしまう長女体質が災いしている模様。何ごとにつけ、甘えベタというか…。ちょっと改革が必要なようです。

甘え上手にならためのアドバイスはこちら
メールマガジン「おんなのこの気持ち…」 第33号 やってもらって、アタリマエ?

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