ライター・カミガキ 臨機応変日記

好きな言葉は「臨機応変」。 変幻自在、しなやかに強く、信じるままにわが道を行くライター・カミガキの日々の奮闘・思い・気づきを綴ります。

2004年12月

腐ってもNHK。

マツケンサンバしか見所がなくても、大晦日は紅白を見ずして私の年越しはあり得ません。子どもがドラえもんにして~と泣こうがわめこうが、エヌエッチケー。21時までは譲っても、それからは母さんの紅白タイム。たとえ、わが子でも絶対に譲れません。

引き落としで受信料を律儀に払っている私は、子どものころからNHK派。今でも総合、BS、教育とひととおり抑えます。

昨日の夜更け、たまたまつけたNHK総合で、私の大好きな番組「アクターズインタビュー」をやっていて、しかもゲストはジョニー・デップ。これは見るしかありますまい。

この番組、司会のジェームズ・リプトンのインタビューが鋭くて、聞き方がとても参考になるのです。ポーカーフェイスで淡々とインタビューするのですが、時に「もし、天国に行ったとしたら、神様は君を見てなんと言うと思う?」なんてお茶目な質問をかますのです。

ジョニー・デップの上記の質問に対する答えは「wow!」。始終、はにかんだような表情で質問に答える彼は、ジェームズ・リプトンに負けず劣らずお茶目な応えをよこすのです。

二の線で売れるのに、敢えて異端な役を好んで演じたり、小悪魔のようなバネッサ・パラディと結婚後、一女をもうけ、現在フランス暮らしだとか、もともとバンドのギタリストだったとか。ハリウッドメイドのムービー・スターらしからぬ活躍ぶりが気になって、若手俳優の中では俄然気になる存在がジョニー・デップなのです。「アクターズインタビュー」の彼を見て、ますます彼ってタダモノじゃないと思いました。

感性がいいのだと思います。感性のいい男は、必ず伸びる!

ここ数年の私の自論ですが、男は感性、女は理論。感性の豊かな男性がこれからビジネスシーンのリーダーになると思うし、女性は逆に理論を身につけなければついていけなくなる、と思っています。

ソニーCEOの出井さんしかり、「百万分の一の歯車!」の松浦元男社長しかり。きっちりビジネスできながら、ワインに目がなかったり、還暦でポルシャ乗り回したり、元バンドマンだったり…。仕事以外にうつつをぬかした過去や現在を持っている男性は魅力的だし、多分、今の時代はそういう人でないと乗り切れないように思うのです。

書くと歯が浮きますが、出井さんが「ONとOFF」に書いている「みずみずしい感性」。これの有無って随分大きいようにに思うのです。特に男性は。

だから、私はひそかに、感性豊かな人かどうかを男性を見る基準にしています。

男性の方が理論武装は得意だし上手です。でも、そこにプラスアルファの感じたままの良しあしや好き嫌いを添えられる人。増えてきたと思うけど、やっぱりまだ少ないような気がします。だから、探す楽しみがある。



今年の大晦日は二十数年ぶりの雪の大晦日だとか。私の住む広島も、ここ数日、めっきり冷え込んできています。

ビバ30代! とつっぱしてきたここ数年。気づけば40が目の前です。来年は30代最後の年。今一度、自分を鍛え直して、タフでたおやかなかっちょいい40代を目指すつもりでいます。

どちらさまも良いお年を!



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<今日のおまけ>
・朝いちで魚屋に買出し。いいアンコウを見つけ、今夜の紅白はアンコウ鍋で一杯。

<本日のへヴィ・ローテーション>
なし。
ラジオで聴いた南こうせつの「夢一夜」をクルマ運転しながら熱唱。一人カラオケ状態でご満悦。

今年の漢字は「」とか。

確かにそうなのですが、なんだかそのまんまでひねりがないように思うのは私だけ? ここ数年の歴代の「今年の漢字」を見てもあまりにそのまんま。しかも気持ちが明るくなるような漢字が見当たりません。

ふさわしいかどうかは別として、「砂漠に水」でおなじみのダンディ杉山氏の「虫」(12/18 第140滴)のほうがよっぽど気が利いている…ような気がする午前2時。

昨日、ごきげんはうすの沢井嬢と今年の労をねぎらい合いながら、「来年は“美”の年で行こう!」と決定しましたので、ここにご報告いたします。

来年早々に私が創刊するメルマガが「仕事美人」、沢井嬢が来年、新規に立ち上げる着付け師・りつことしてのサイト・ドメインは「着付け美人」。すっかり美人づいてる私達。自称・広島美人同盟ざますよ(参加者2名)。

美人つながりでいけば、素肌美を追求するふるの嬢は「素肌美人」、カラーを追求する中浜嬢は「カラー美人」。おっと、忘れちゃあいけねぇ書家のテルミー・ヤマモトは「筆美人」…。なんだか数珠つながりに美人の輪ができていきそうな2005年。

「やっぱ、内面の美よね」と意見が一致した沢井嬢と私は、名も知らぬ国のお茶で乾杯。チョコ味の駄菓子をかじりながら、来年に向け決意新たにしたのです。

上記“美人の輪”のメンバーは、みんなコザッパリした男子系。群れずに個で動いている連中なので、雑談もすぐに仕事の話になっていき、楽しく盛り上がっていける仲間です。

特に、着付け師・りつこは今年半年の間にメキメキと着付けの腕を上げ、あっちゅうまに振袖も着せれるWebの達人になっちまいました。本人、上背があるので自分で着てもかなりいい感じ。近い将来、海外で事業をしたいと言う夢を持つ彼女は、着付けもビジネスにつなげようと、今、着付け修行を続けています。先に大きな目標があるせいか、上達が早い早い! 感心するばかりです。

1~2年に一度、「あ、この人絶対、伸びる!」と直感する人との出会いがあります。最初にそれを感じたのは、漢字TシャツAnythingの西村和弘氏。書籍や雑誌に執筆したり、みやじまのり氏という良きパートナーと共に、あっというまに有限会社オリジナルTシャツの取締役。ガンガンおもろいオリジナルTシャツを企画・制作しては快進撃を続けています。

西村氏と同じ頃に出会った沢井嬢もしかり、そして今年は、ふるの嬢、中浜嬢、テルミー・ヤマモトと立て続けに3人も。みんな、なにか伸びゆく“気”のようなものを持っているのです。

そんな彼・彼女たちにしがみつき、ビッグになった暁に小さく仕事をもらおうとしている姑息な私。でも、付き合っていくうち、直感が実感に変わっていく様はちょっとほかでは味わえない醍醐味でもあります。

「美」=「be」。一緒にチャレンジできる仲間ができて、なにかありそ2005年。今からワクワクしています。



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<今日のおまけ>
・いつまでたっても大掃除にとりかかろうとしない私に向かって夫曰く。「アンタの生活態度は三菱自動車以下! そんなんじゃあ、いつまでたってもトヨタにはなれん!」ときっつ~いひとこと。喩えが的を得ているだけに、ぐうの音も出ない。
余計なお世話じゃ。あたしが乗りたいのはRX-8とスカイラインGTR! 絶対、自力で買ってギャフンと言わせてやる~っ!!!

<本日のへヴィ・ローテーション>
Norah Jones 「Come Away With Me 」





私には1歳違いの妹がいます。

このブログにもちょこまか顔を出す、別名:コヨ~テ。現在、米国テネシーの丘で日本に向かって遠吠えしている子持ちのヤギ飼い女です。

学年はひとつあきますが、いわゆる年子。自分が親になって、年子の私達を育ててくれた母に改めて敬服しました。2~3歳ともなると双子連れてるようなもんですから、大変だったと思います。でも、育つ方も大変だったのよ。

同性の年子って、ほとんど双子みたいなもんなんです、体格的には。でも、一応学年違うから、何ごとも初体験を強いられるのが姉。妹は姉の失敗も成功もひととおり見て育つため、要領いいんです。自分で娘たちを育てながら、それを確信しました。

たとえば。保育園時代。
ギリギリ女のDNA発祥もとの母は、年長で私を、年少で妹を同じ保育園に入れました。たった一年間しか幼児時代の集団生活の経験がない私と、3年間経験した妹と、そりゃあ、協調性が育つのは後者の方。集団になじめないまま年長やって、引越しして一年生に入学ですもん、ますます浮くわけですよ。恥ずかしさが先に立ち、なかなかクラスになじめない。でも、やつはあっちゅうまにお友達がいっぱい…。

こんなこともありました。弁当箱買うでしょ。親は色違いで2つまとめて買うんです。今、みたいに種類もいろいろないし。おねえちゃんはブルー、妹はピンク。なぜかこの法則がうちの母にはあって、とことん、小物がブルーなんです、私のは…。私だってピンクがいいのにぃ~っ!

小学生時代。
本好き、図工好きだった私は、学校の読書感想文大会とか絵の大会で入選とか佳作をよくもらっていました。その時点で、結構、鼻高々状態。が、しかし。悲劇は突然訪れます。

妹が高学年になるやいなや「推奨賞」とかいう、私が6年間の小学校生活で見たことも聞いたこともないような賞をかっさらいやがったのです!(多分、絵だったような気がする) なにそれ? 入選と佳作と時々特選しか知らなかった私は「推奨賞」がどんな字を書くのかも知りませんでした。

高校は私が普通科の進学校、妹は商業高校へ進みました。推奨賞は取れなくても、成績はヤツよりよかったのです、一応。ところが、高三だか短大に入学してからか、いきなりやつの書いた作文が評価され、日本武道館で表彰されることに…。母は妹に私が見たこともないような一張羅を着せ、夜行で上京。武道館の客席からわが子の晴れ姿に涙したらしいです。

ちなみに私は、小6の時に呉市水泳競技大会の背泳種目で出場。どべから2番目というタイムでゴールしたときしか、母は公の場で私を目にする機会はありませんでした。武道館と原小学校のプール、そりゃあ母にしちゃあときめき加減が違います。

未だに母は言います。妹の方が文章はうまい、と。で、仕事で書きまくっていた私に対しては、遅くまで仕事していることに文句は言っても、何を書き、どんなことをしているのかよく分かっていない風でした。何かの拍子で、たまたま地元の広告賞に小さく名前が出た時に、やっと「あんたってがんばっとるんじゃね~」とわかってもらえた記憶があります。親ってそんなもんです。

歳が近いぶん、妹とはかわいさ余って憎さ百倍。子どもの頃はとっくみあいのけんかもよくやりました。でも、強いんです、あっちのほうが。クチも腕力も。モノを投げるにしても、寸前ではずすやさしい長女の私に対し、容赦なく本気で投げてくるのが妹。運動神経が鈍い姉は、当然、かわせるわけもなく、もろにくらって撃沈。だから、途中で争うことをやめました。だって、勝てっこない。

そんな、私にとってほぼ天敵の妹も、OL稼業から足を洗い、なぜだか、今、テネシーの丘の上で子育てに追われています。文章を書くことからも読むことからも遠のいて久しい様子。でも、私をさしおいて珍しい賞ばっかとってきたんだから、今一度、文章で身を立てる術を身につけてほしいと、広島の片隅で姉は思い続けているのです。ヤギの世話ばっかしやってる場合じゃあるメェェ。

年末でなすすべもなく、ブログばかりが長くなっていく今日この頃。大掃除は未だ手つかず。むなしく時間だけが過ぎていくのであった。

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<今日のおまけ>
・昨日はテルミー・ヤマモト、今日はごきげんはうすの沢井嬢と今年最後の歓談。一年の労をねぎらい合った。今年もよくがんばったよね。来年もよろしく!

・「恋愛適齢期」をDVDで観る。ジャック・ニコルソンって、鬼瓦ごんぞーみたいな顔をしておきながら、男の子みたいにキュートでチャーミングな表情をする時がある。でも、「恋愛小説家」の彼のほうがいいな。この映画は身につまされすぎ…。

<本日のへヴィ・ローテーション>
「Forget Paris」Soundtrack

この時期、最も嫌なのは、週刊誌がのきなみ新年特大号などと銘打って、合併後を出すこと。

年末年始にかけて、むこう2週間ほど、週刊誌が出ない事態がとっても不満です。2週間も待てやしない。結局、いつも買ってる雑誌以外の週刊誌にも手を出し、無駄にお金を使っては次の号が出るまでお茶を濁すのです。そんな私は待てない女。


高校生のときに、「週刊文春」を読む楽しみを本好きの友達に教えられ、以来、中毒のように毎週買い続けること、はや20年。文春から表彰してもらってもいいくらいの律儀な読者を続けています。

文春の愛読者で良かったなと思うのは、憧れの編集者・花田紀凱(かずよし)氏の編集長時代の文春をリアルタイムで読めたこと。見出しからしてインパクトがあり、特集記事も骨太で面白いものが多かったと記憶にあります。花田時代の誌面が基準になっているので、今の文春はやっぱりもの足りない。それでも買い続けるのは、買わないと気持ち悪いまでに習慣化しているから。多分、これからも半ば惰性で買い続けていくと思います。

結婚してから、この文春に次ぎ、習慣化してしまったのが「週刊現代」。買うのも夫、袋とじのグラビアを切るのも夫(決して自分ではしない。羞恥心のかけらが、なぜかそこだけあります)、でも、精読するのは、この私。

現代は、文句を言いながら読むのに最適です。特に、新聞広告などで見るグラビアタイトルのあおり。「衝撃の裸身」とか謳っておきながら、胸元がチラッと写ってるだけってことがよくあります。でも、レギュラーのコラムとか書評は面白いものが多く、結局、これがあるからやめられないのです。

文春、現代とも、わたしのおすすめは…

▼週刊文春
「近田春夫の考えるヒット」
「阿川佐和子のこの人に会いたい」
「テレビ健康診断」の青木るえかの回
辛酸なめ子「ヨコモレ★通信」
しりあがり寿「聖主婦 ハルコ」
「淑女の雑誌から」

「考えるヒット」は毎回、楽しみ。近田さんの音楽評はとっても鋭くて、いいところついているといつも感心します。今どきの曲は、このコラムで大概チェック。最近は知らない曲が圧倒的に多いですが。

青木るえかさんにはすっごい注目しています。ナンシー関の後継者は彼女でしょう! 「本の雑誌」の書評から出てきた人らしいのですが、テレビ評とか、冷静でドライで独特な感じが好きです。スゴイ気になる人。

月に1回のペースでアクアスキュータムの連載広告が掲載されるのですが、これがすごい楽しみ。デザイン、コピーともシンプルで洗練されていて読ませるのです。次に読むのが待ち遠しい。

▼週刊現代
清水義範「作文親父」星一徹
ヒット商品・トラの穴「今週の社長賞」
花くまゆうさく「不死身のニッポン」
「スパイハンドラー 怜とミレイ」

書評は、文春よりも現代のほうが好きで参考にします。
大橋巨泉「内遊外歓」をありがたがって読んでいた時期もあるのですが、本がベストセラーになったり、本人が選挙に出たりして、すっかり熱が冷めてしまいました。山田紳さんのイラストはずっと好き。
あと、挿絵で好きなのは「おれん湯女草紙」の宇野亜喜良さんの画。切り取ってとっておきたいくらいステキ。時代劇風ってところがまたいいのです。


文春は女性読者も多く買うのも平気ですが、現代だけは、こんな私でも自分ではよう買いません。でも、私の内なるオヤジ化を進行させているのは、間違いなくこの雑誌なのです。


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<今日のおまけ>
中国新聞、今朝の朝刊テレビ欄の下の番宣。コピー担当しています。久々の広告の仕事で、かなり緊張しました。でも、案が採用されてチョー気持ちいいのだ!



<本日のへヴィ・ローテーション>
山下達郎 FOR YOU [LIMITED EDITION]



子どもの頃のクリスマスの話。

2段重ねのクリスマスケーキを私達兄弟3人に1個ずつプレゼントしてくれたいとこがいます。後にも先にも私の人生で、一人でワンホールの2段ケーキを食べたのはこのときだけ。結局、食べ切れず、泣く泣く残してしまったのを未だに覚えています。3人分同じのがあるから、全部残って、子ども心に「もったいね~っ」と思ったものです。

父が7人兄弟の末っ子なので、いとこの数も半端でなく、しかもみんな年上。一番年が近いいとこでも5歳上。上はうちの父と同い年のいとこもいます。

その2段ケーキのいとこは私とひとまわりは違うので、当時、すでに成人し、自動車会社の営業マンとして働いていました。父とも仲がよく、当時からよく遊びに来ていて、父と飲んでいた記憶があります。

その彼が、クリスマスに白松屋という、当時、結構地元でメジャーだった洋菓子店の2段重ねケーキの箱を、3つ抱えてわがやを訪問。そのとき、はっきりいとこがサンタに見えたものです。

赤くて甘ったるいチェリーの飾りがのったバタークリームのショートケーキしか知らなかった私にとって、ココア色の豪華2段重ねケーキは衝撃で、きっぱりと「気前のいい大人になろう!」と肝に銘じた10歳のクリスマス。

だから、人に物を贈ったり、あげるときは気前よく行きたいとはいつも思っていて、お金に糸目はつけますが、気持ちだけは大盤振る舞いのつもりです。


今回、実は売ることも考えて作った「美しい日本の月」カレンダー。私の段取りが悪く、結局頓挫。利益を分け合うつもりだったヤマモトテルミには、申し訳ないことをしました(自称・ジャーマネを名乗っておきながら、テルテル、ごめん。この場を借りて陳謝!)。

でも、お配りした方々からはとても好評。今日も、「届いたよ」メールをいくつもいただき、感激しています。プロのデザイナーさんからもお褒めの言葉をいただき、何よりうれしい。作った甲斐があったってものです。

広告も印刷物も書籍も、モノを作るときって8割が困難や手間。でも、2割の快楽のためにやってるようなもんだと、いつも思います。快楽の中身は、自分自身の達成感や満足感でもありますが、それ以上に、「これいいね」という人からの評価や応援の言葉です。そこにエクスタシーを感じてしまうから、やめられない。


そんなわけで、「気前のいい大人」を標榜する私は、今年最後の大盤振る舞い、このブログを読んでくださっている方に1冊ずつプレゼントさせていただきます。

お名前とご住所を明記のうえ、件名「カレンダーほしい!」で、こちらまでメールをください。応募締切りは2004年12月31日11:59です。

「気前のいい大人」気分を私に味合わせてください。


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<今日のおまけ>
・メルマガが「ウィークリーまぐまぐ」の新刊で紹介され、購読者数が一気に100アップ! う、うれし~。ベストテン入り目指してがんばる!

・今年最後の忘年会。ざわめく流川の片隅で、しみじみ熱燗を飲む。来年の新たな展開を期し、またいい話をしながら飲みたい。

<本日のへヴィ・ローテーション>
「BEVERLY HILLS,90210」The Soundtrack

「素人可。コピーライター募集」

求人誌にあったこのひと言に引き寄せられるように応募し、職場のあるビルの地下の喫茶店で書いた作文が採用されたのが23の冬。

短卒で、新卒採用された会社を1カ月でやめ、アルバイトで食いつなぐこと3年。やっとありついた「書く」仕事。

当時は、糸井重里全盛期。時代もバブリーで、「不思議、大好き。」というパルコのコピーに代表されるふわふわと得体の知れない昂揚感、浮遊感が世間には漂っていました。でも、私に与えられた仕事は地味~な地銀の販促物のコピーワーク。一日中机に向かって鉛筆でキャッチコピーを書いてはボツ書いてはボツの日々でした。

コピーライター志望というより、書く仕事ならなんだってよかったのです。鉛筆1本で食っていける人になりたかった。

毎日がダメ出しで、そのうえ、プレゼンの前日に大どんでん返しで、カンプごと一から作り直すなんてこともしょっちゅう。通勤の途中も家で歯を磨いていてもコピーのことを考えているのに、「何かが足りないのよね」「ガツンと来るインパクトがない」とつき返されて、また机に向かう。達成感も満足感もついぞ得られないまま悶々と過ぎていく日々。少々の変更や作り変えには動じないタフさだけが身につきました。

やっぱり、向いてないのかな…

何度となくつぶやいては、つくため息。証券や建設系に就職した友人たちの華やかなOLライフを横目で見ながら、当時の私はとことん地味に気が晴れないまま生きていました。かと言って、後戻りも出来ない。

そのうち、取材もの、編集ものの仕事が続き、初めて感じた達成感。ひょっとして長い文章の方が向いているのかな、と気づき、小さな自信が芽生えると、ごくたまに「これいいじゃない」とコピーを誉められることも出てきました。

結局、地元の編プロに転職。コピーライターあがりということで、当初はパンフや会社案内などの仕事が回ってきて、あれほど苦しんでいたキャッチコピーがえらくスムーズに書ける不思議。皮肉よね~と思いながら、人生そんなもんかと悟った27の冬。

まあ、うぶだったってことでしょうか。デザイン事務所の中で、コピーライターは私一人。文章全般に責任があると勝手に思い込み、がちがちに固まったまま、人に教えを乞うこともなく、協調することもなく、修行僧のようにかたくなに机にかじりついていたのだから、今思えば、書けないで当然で。

長い文章が得意なせいか、やっぱり印刷、紙もので勝負したいという気持ちが強いです。でも、短い文章で勝負するなら、断然、Webの世界と思う。PCの画面越しに読む文章は長くてはダメ。改行が頻繁な方が読みやすいし、短いフレーズでキメながら引っぱる読ませ方がぴったりハマるような気がします。

人によって芸風は違います。自分のステージを見つけたら、あとは突っ走るだけ。LIVEで見せる舞台向きなのか、時間をかけて作りこむ映画向きなのか、その中間のテレビ向きなのか。書くといっても、立つステージはいろいろで、自分にぴたっと合う場が早く見つかれば、あとは追求していくだけだから、迷いもなくなる、とそう思います。

胃痛も、吹き出物も激しかったコピーライター時代。やめた途端にきれいに直ったのは自分でも驚きでした。コピーライターには向かない芸風だったのでしょう。でも、今でもキャッチ考えたり書くのは好き。苦しい時代があったればこそかもしれません。

自分を生かせる場って必ずあって、早く見つけた者勝ちって気がします。だって、あとは進むだけだもん。



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<今日のおまけ>
・客先関係に向けてカレンダーの発送準備で、半徹で宛名書き。仕事納までになんとか届けたい。PCに向かっているとすぐ眠くなるくせに、手書きを続けていると眠気とは無縁。一種のトリップ状態で、年末どころか、すでに正月のようなナチュラル・ハイな気分。アブナイ…。

<本日のへヴィ・ローテーション>
Laura Fygi 「瞳のささやき」


自称「ひょろ☆ヤマモト デザイン・プロジェクト」のオリジナルカレンダーができあがりました!

題して「美しい日本の月」。

睦月、如月、弥生…といった呼び名以外にも、風情ある古い月の呼び名があり、それを前衛書家のヤマモトテルミさんにひと月ずつ表現してもらったものをカレンダーにしています。

たとえば、一月は「初春月」、二月は「木芽月」、三月は「夢見月」…といった具合。

基本的に陰暦での異称になるのですが、月々の色や香りや空気など、季節感が伝わってくる素敵な呼び名があり、その呼び名からくるイメージを書で表わしています。

以前、私の仕事の師が、趣味の木版画で長3封筒にちょうどおさまるモノクロカレンダーを制作して、毎年、クリスマスカード代わりに配ってくれていました。カレンダーはスミ一色刷りなのですが、赤やショッキングピンクなどの色鮮やかな封筒に入れては毎年送ってくださっていて、すごくカッコよかった。

ヤマモトテルミさんがデモンストレーション用に各月の呼び名を書に表わしていたのをひと目見て、そのカレンダーのことが頭に浮かび、記憶の糸をたどりながらカミガキ・バージョンで制作したのがこのカレンダーです。師匠のにはかなわないけれど、ワタシ的には出色の出来。

ホントは、クリスマス前に完成させ、客先などお世話になっている方々に送るつもりだったのですが、刷り上ったのが24日のクリスマスイブ(遅らせたのは私…)。会社関係には今から発送して、年内にお届けする予定です。

イブの日に印刷会社から受け取った時には、感慨ひとしおでものすごくうれしかった。印刷担当のイシイさんとの最後の仕事であり、ヤマモトテルミとの最初の仕事。私にとっての一番のクリスマスプレゼントという気がしています。

2005年が粋でいなせで美しい年であってほしい、という願いをこめて。

カレンダー「美しい日本の月」

     書  :ヤマモトテルミ
   デザイン:浜村猛彦
   印  刷 :ニシキプリント


「砂漠に水」のダンディ杉山氏が早速、自身のサイトで紹介してくれています。うれしいぞ! ありがとう。


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<今日のおまけ>
カミガキ・サイトの制作を担当してくれているごきげんはうすの沢井嬢が、「メルマガ、うぃまぐのベスト10入りめざしましょう!!」と自らの署名に仕事美人のPR文を入れてくれた。ありがとう! 沢井さん。彼女は、他称「カウボウイ・ガール」。凛々しくてかっちょいい仕事美人なのだ。

<本日のへヴィ・ローテーション>
「The Preacher's Wife」Original Soundtrack

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