ライター・カミガキ 臨機応変日記

好きな言葉は「臨機応変」。 変幻自在、しなやかに強く、信じるままにわが道を行くライター・カミガキの日々の奮闘・思い・気づきを綴ります。

2005年04月

南々社刊 季刊誌「がんぼ」2005年春美味号 すでに広島県内の書店に並んでおります。

「見ましたよ~」「思わず笑っちゃいました」「あれって神垣さんですよね」

目下、仲間内でひそかに評判の記事が、「手軽にできる心と体の健康法」の特集で体験取材したエステの記事。わたくし、神垣が満面の笑みならぬ、顔面に洗顔料の泡をたっぷりとたたえて写っております。

主役は取材先のエステサロン「ヴィアクール」のふるのさんなのですが、会う人ごとに「あの写真は神垣さんですよね」と念をおされ続ける始末。そのくらい、誌面に無駄に大きくレイアウトされているのです、私が洗顔指導を受けている様子が…。

くすっと笑ってもらえれば本望で、良質のエステサロンに気軽に通って、自分を客観的に知り、健康的に美しくなる機会を持っていただけたら、取材者としてはうれしい限り。

気分は浪花の春団治。芸(=仕事)のためなら、女房(私の場合は夫や家族)も泣かす覚悟で取材に立ち向かっております。泡だらけの写真に夫は苦笑いでしたが…。

なぜか仕事になるとモードが変わる。それがあるから続けられもするのでしょうが、仕事と思えば「ためらい」という4文字がキレイサッパリなくなってしまうのはいいのか、わるいのか。やっぱり、酒取材が一番いいな~。

午後から久々に夫とデイト。

県立美術館で行われているという広島県水墨作家協会の展覧会を見に行きました。なぜなら、テルミーヤマモトこと前衛書家の山本てるみさんが作品を出品しているからです。試験的に出しているので…とひっそりと前日、本人からメールがきました。人に告知する前にまずは自分の目で見て…と思い、バタバタと用事を片付け、出かけたのが3時前。

県美の地下に県民ギャラリーというスペースがいくつかあり、一番奥の部屋が水墨画展の会場でした。水墨画といっても、掛け軸にあるようなオーソドックスな作品から、大きなパネル、天井から吊るされたオブジェ風のものなど多種多彩。

山本さんは大判のパネルに「存在」というタイトルの画を出品していました。物静かでささやくうようにしゃべるおっとり人間の彼女ですが、ひとたび作品となると、普段の彼女とはまったく違い、ダイナミックで力強い。女っぽい外見とはうらはらに、内面的にはずっと男らしくて凛々しい人なんだと思います。男も女もギャップのある人は魅力的です。

展覧会のパンフレットの裏面に、展覧会は「作家が唯一“はだか”になる場」とありました。こんなふうに内面を裸にする機会があることは幸せなことだと思います。人前で内面さらすという点では、書くことも一緒。本当に裸になるより、実は恥ずかしく勇気のいる行為ですが、それをする場を持っていることは、自分を知り進化させていくうえで、とてもありがたいことだと思っています。

■第三回 広島県水墨作家協会展
 2005年3月29日~4月3日
 9:00~17:00
 於 広島県立美術館 地下県民ギャラリー4・5室



↑このページのトップヘ