ライター・カミガキ 臨機応変日記

好きな言葉は「臨機応変」。 変幻自在、しなやかに強く、信じるままにわが道を行くライター・カミガキの日々の奮闘・思い・気づきを綴ります。

2012年11月

 好きですね。
 こういう本を書く人・・・

 今日、ご紹介するのは
 「ソーシャルもうえぇねん」。

 私が今、ずっと注目している
 「ウェブはバカと暇人のもの」著者の
 中川淳一郎さんが面白い!
 と推していた本だったので即買いました。

 実際、とても面白かったです。

 「独立してからかかわると面倒な人リスト」
 「『お金を払う』ではなく『お金をもらう』とスキルは高速で身につく」
 「『好きなことをやりなさい』という大人は無責任」

 これらは目次にあった項目ですが
 いずれも、面白く
 中には声をあげて笑いながら読んだものも。

 特に
 「非コミュグラマーが独立するのに必要なたった2つの勇気」
 が面白かったですねぇ。

 「非コミュグラマー」とは
 コミュニケーション能力が劣っているプログラマーのこと。
 つまり、独立する前の著者のことです。

 そんな彼がたった2つの勇気だけで
 仕事を得、実績を増やしていくくだりは
 とても共感しました。

 私も似たようなもんでしたから。

 コピーライターとしても
 編集者としても
 ライターとしても

 “スペック”の足りなかった私は
 分からないことは人に聞き
 自分を追い込んで覚え
 失敗してもへこたれない

 それで実績つくっていくしかなかったですから。

 2週間ほど前にやっと、
 パワーポイントで資料を作れるようになりましたが

 私の企画書のスタイルは
 今でも、ワードで作ったA4の紙、数枚。

 プレゼン能力は
 あまり上達していませんが
 場数を踏んだおかげで
 緊張はしなくなりました。

 でも、相変わらずくどい
 (性格がくどいから)。

 それでも、なんとか仕事を続けています。

 すごいスペックがなくても
 独立して、仕事ができる
 「2つの勇気」については
 ぜひ、本書でお読みください。

 面白いだけでなく
 考えさせられるところも
 本書にはありました。例えば……

 「『顔色の法則』。週に一度顔を合わせないプロジェクトは破綻する」

 ドキッとしました。
 まずいまずい。
 軌道に乗りかかっているからと言って
 顔を合わせることを疎かにしちゃいけない。


 「ブームを起こす企画に必要なたった一つもの」

 これも、改めて自分のメディアとして
 メルマガを追及していくヒントを得ました。

 今日、開催する
 【仕事美人トークカフェ】という企画も
 自分がこれからしていこうとすることの
 礎になると確信できました。

 本書の魅力は
 淡々と書かれたネット界隈の話はもちろんですが

 自分のことを「ダメ人間」とさわやかに言い切れる
 著者・村上福之さんのキャラクターに
 尽きる気がします。

 自己評価が低い人って
 信用できる気がします。

 そうでない人、いっぱい見てきましたから。



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 わが家で
 仁義なき戦い
 勃発・・・

 ある日、ホールのアップルパイを
 8等分し、家族一緒に一切れずつ食べ

 残りの一切れは
 それぞれが好きな時に食べることにしていました。

 次女が「お楽しみに」と最後まで食べずに残していたのですが
 翌日、テーブルに置いていた
 その最後の一切れを
 長女が食べてしまったのです。

 その理由が
 「アップルパイがそこにあったから」。

 いやいや
 そこにあっても
 あなたが食べたのは妹の分。

 家族の中で
 3切れ食べたのは
 あなただけなんですけど……

 でも、この言い訳
 私が自分のきょうだい(妹と弟)に
 言ってきたことと、まるで同じ。

 子どもの頃
 きょうだいで均等に分けられたおやつを
 隙あらば、妹や弟の分まで食べていたのが
 この私。

 その理由が
 「おやつがそこにあったから」。

 おかげで
 「姉ちゃんは“くいしん”だ」
 (「食いしん坊」の「坊」を取った不名誉なあだ名)
 と言われ続けていました。

 あ~、子どもって
 どうして似なくていいところほど
 こんなにも色濃く似ていくのでしょうか……。

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 先が思いやられるわ。

 わが家には
 カラになった鉢が
 たくさんあります。

 なぜなら、私が
 「枯らす女」だから。

 7年前に事務所を構えたとき
 友人知人からもらった
 数々のグリーン。

 結局、一つ枯れ、二つ枯れ…
 先日、移転する際には全滅でした。

 「これなら大丈夫!」と母からもらった
 多肉植物もダメにしてしまっています。

 枯らすだけなので、買うのはやめようと
 新しい事務所へは
 自宅のポトスを切って、何本か花瓶に差していたのですが
 寒さにやられたのか、それらも枯れていました…。

 あ~、それなのにそれなのに。

 事務所の近所にある盆栽屋さんで目にとまった
 ミニ盆栽を買ってしまった私。

 「シマトネリコ」という
 観葉植物に近い育て方ができる
 植物です。

 お店の人が「手入れが必要になったら、持ってきてくださいね」
 と言ってくれたので、これならイケるかもと即買い

 今度こそは、枯らすまい。

 お店はこちら↓
 ミニ盆栽専門店「葉桜盆栽」
 
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 客先の中小企業の多くも
 社内のグリーンがイキイキしてるところは上り坂!

「トイボックス」
教育・障がい者支援・文化振興・地域の活性化・エンターテインメント・スポーツ振興などの活動を通じ て、こどもたちと地域が元気になる活動を展開中 

mamatomoda!(ママトモダ!)
被災地のこども&ママを支援するプロジェクト。南三陸町の馬場・中山・志津川地区の赤ちゃんの支援など、活動中。 

復興デパートメント
ハンドメイド品から産地直送品、伝統工芸品など、復興を目指す人達によるさまざまなモノが集まる総合百貨店

被災地の放課後学校「女川向学館」と「大槌臨学舎」では、1カ月以上関わることができるボランティアスタッフを募集

「ぼんずプロジェクト」の公式オンラインショップ
津波で被災した大船渡市の松を使った復興支援商品をプロデュースする「ぼんずプロジェクト」の公式オンラインショップで、大船渡復興応援年賀はがきやカレンダーを発売!
 
ビジネスマッチ東北
多くの課題を抱えながらも、それらに負けず復興に向けて歩んでいる東北の企業力・商品力を発信! 

やっぺすちゃんが目印の「石巻復興支援ネットワーク」

「仮設のトリセツー冬の備え編ー」
簡単にできる冬の備えがA3サイズにまとめられています。ダウンロードはこちら。

「日和アートセンター」
国内外のアーティストによる石巻の滞在制作活動と、石巻を拠点とするアーティストの制作活動を支援。石巻の未来を考える場(プラットフォーム)となることを目指す活動。

DSP 災害支援プロジェクト
潜水などの特殊技術を活かし、孤立した地域を中心に支援活動を続ける支援プロジェクト。

リルーツ
仙台市若林区のボランティアハウスを拠点に活動する震災復興・地域支援サークル。ボランティアをしたいけど、何をしたらいいか分からないという方歓迎。 

おらが大槌復興食堂
「大槌町」を本気で復興したい人たちの熱い想いが集まってオープン。

いよいよシーズン到来!! 山田の復興かき小屋!!



 先週の土曜日
 友人から燻製パーティーに誘われました。

 メンバーは
 数年ぶりに会う仲間たち。
 
 再会を喜びつつ
 口々に言われたのが

 「神垣さん、あの時は寝てたよね」
 「いやいや、この時も寝とったし…」
 「今日は寝んさんなよ」

 と「神垣はあの日あのとき、酒席で寝ていた」発言のオンパレード。

 た、確かに数年前は
 仲間と飲みに行くたびに
 後半に寝ていたり、二次会で熟睡したりしていたものですが……。

 でも、今は大丈夫!

 おいっしい手作り燻製と
 シャンパン、日本酒、ワインを堪能。
 仲間とのおしゃべりに花が咲きまくりでした。

 そんな楽しいパーティーの会場だったのが
 このお店。

 「ピュアサウンドサロン 楽園
  

 どでかいスピーカーがデンデンと並び
 オーディオファンならずとも
 うっとり音に浸れます。

 普段は、
 ジャズ派とクラシック派の
 お客さんが大半だとか。

 貸切でパーティーをするときは
 それぞれお気に入りのレコードやCDを持ち寄って
 楽しむこともできます。

 広島市中心部から少し離れた所にあるので
 ドライブのあとの休憩や

 会話が滞りがちなカップルのデートに
 お勧めです(なんちって)
 
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  お店では、書家のヤマモトテルミさんによる
  「響」の文字も見ることができますよ♪

 今回、ご紹介するのは
 「儲かる農業―『ど素人集団』の農業革命」。

 帯にはこうあります。

 「脱サラから9年で年商10億を達成!
  儲かる農業の仕組みを想像し、日本に『農業革命』を巻き起こす
  トップリバー 嶋崎 秀樹の挑戦!


 その「挑戦」がどのようなものかが
 本書に詳しく述べられているわけですが

 読後、感じたのは
 「農業」を「他の仕事」に置き換えると
 「そうそう! そうなんよ~っ!」
 と共感する部分や、ヒントがとても多くあったこと。

 本書の「プロローグ」に

 「私たちは今まで誰も思いつかなかったような画期的なビジネスモデルを
  展開しているわけではない。しごく真っ当で常識的なビジネスを農業と
  いう分野で行っているだけである。

  それは裏を返せば、他の産業で当たり前のように行われていることが、
  農業の世界では行われていないことを意味している。
  一般のビジネスにとっては常識であるはずのことが、
  農業では常識ではないのだ。
  トップりバーが快進撃を続けてこられた理由はそこにある


 と述べられていて、
 私は「農業」を「出版」に置き換えて読みました。

 トップリバーは「儲かる農業」を前面に掲げている会社で
 その代表である嶋崎氏も農業をビジネスとして成立させ、
 「儲かる農業」実現のためのビジネスモデルを構築してきた人です。

 でも、彼らの「儲ける」先にあるのは
 高所得者になり、成功者として世に名を知らしめること
 リッチになり、私腹を肥やすことではなく

 トップリバーを通じて農業に関わる人が
 「幸せ」になること。

 「幸せ」とは
 農業という仕事に関わる誇りを持ち
 きちんと生活できる収入を得
 意欲を持って明日も仕事をしていこうという日々を
 送る生活

 と、私は解釈しました。

 つまり、農業という仕事を通じて
 「人らしく、自分らしく」充実した
 暮らしができること。

 きれいごとを言いたいのではありません。

 お金を儲けたいのであれば
 割のいい仕事はもっとほかにたくさんあるでしょう。
 わざわざ手間のかかる「仕事」を一から立ち上げる必要はないわけで。

 でも、「自分にはこの仕事だ!」と言い切れる
 仕事に出合ったなら

 それがどんな仕事であろうと
 「儲かる」ように考え、工夫し、努力しさえすれば
 いいこと。

 それだけだと思うのです。

 出合った者勝ち
 始めた者勝ち
 
 あとは、その「仕事」で
 どう「稼ぐ」かを考えるだけ
 
 という気がします。

 本書では
 こうした「仕事に対する考え方」が根底に感じられ
 面白く読めました。

 でも、一番印象に残ったのは
 「楽しい田園生活を夢見ている人には向かいない職業
 という項。

 農業に限らず、農村への移住に憧れる人にも
 同じことが言えると思います。

 単に、現実を知らないから
 「隣の芝生が青く見える」だけ。

 「田舎生活」を他の仕事に置き換えても
 同じ。

 例えば
 「今の仕事に疲れたので、ライターでもして
  楽しくゆったり生活していきたい」
 なんて、人に言われたら

 「そんな甘い仕事なんて、あるわけないじゃん」とはっきり言うし
 そんな気持ちでいる限り、どんな仕事してもダメだと思う。

 なんて、私の意見は置いといて

 農業に興味ある人もない人も
 刺激になる一冊であることは間違いありません!


 

 この本、竹書房から出てるんですねぇ。
 それが一番衝撃だった……

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 いつも
 ビジネス系か
 男と女系の本の紹介が多いのですが

 今日は久しぶりに
 小説の紹介です。

 しかも、超オーソドックスな。

 志賀直哉「清兵衛と瓢箪・小僧の神様」

 文庫本ですが
 新潮でも、岩波でもなく
 集英社文庫というのが渋いでしょ?

 だって、私なら絶対選ばない。
 はい、今回も夫の書棚から見つけたものです。

 今月初めに大阪へ行ったとき
 移動のお供に持参したのがこの文庫でした。

 志賀直哉ゆかりの地
 尾道に3年も滞在していながら
 短大在学中も、社会人になってからも

 “小説の神様”と呼ばれる
 偉大な作家の作品を
 一度たりとも読んだことのなかった
 不埒な人間でした、わたし。

 40過ぎて、今さらながら
 読んでみたくなって
 手に取ったのでした。

 13篇の短編が収められているのですが
 目次を見て、わたしが真っ先に読んだのは
 「十一月三日の午後の事」

 ちょうどその日が11月3日で
 大切な友人の誕生日でもあったので
 目に留まったのです。

 なんと、この作品が
 私の志賀直哉デビュー作となりました。
 恥ずかしながら……

 志賀作品を読んで、改めて思うのは
 日本語、とりわけ会話文の
 美しさです。

 「あっちの方に聴こえたね。小金ヶ原あたりかしら

 この一文、女性ではなく
 男性の台詞です。

 今では、ほとんど口にする人も書く人もない
 穏やかで美しい会話文が
 そこにはあります。

 私は学生時代
 志賀直哉よりも夏目漱石が好きで、
 むさぼり読んだ記憶がありますが

 漱石作品の男性たちも
 やはり同じように穏やかで美しい言葉を発します。

 「時代が違う」と言われれば、それまでですが
 こうした日本文学の古典と言われる作品を読み返し、
 美しい日本語に触れる機会を持つのは
 大人になった今でも大切なことのように思います。

 私自身が
 ビジネス書に毒された読書生活をしているので
 志賀直哉の短編集を読んで
 いつになく気持ちが和みました。

 最初に読んだ「十一月三日の午後の事」は
 少し哀しいお話でしたが……

 この集英社文庫版には最後に
 池内輝雄氏による解説も掲載されています。

 この解説文
 「<私>を見つめる<私>」と題され
 志賀直哉が“小説の神様”と言われに至るまでの経緯が
 ダイジェストで、とても分かりやすく
 解説されています。

 志賀直哉初心者の私には
 この解説だけでも
 一読の価値あり! でした。

 大人になってから読む
 志賀直哉
 悪くないです。



  開襟シャツの似合う男性に出会ったような
  清涼感が味わえる短編集です。

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