ライター・カミガキ 臨機応変日記

好きな言葉は「臨機応変」。 変幻自在、しなやかに強く、信じるままにわが道を行くライター・カミガキの日々の奮闘・思い・気づきを綴ります。

2015年02月

 杉村太郎
 「アツイコトバ」

 文庫本ですが、帯かと思ったら
 しっかり表紙に“帯のような”キャッチコピーと
 著者のすかした顔写真が刷り込まれていました。

 どこかで見た顔だなと思ったら
 著者の杉村太郎氏は
 昔、「シャインズ」というコンビを組んで
 「私の彼はサラリーマン」というCDを出していたお方。

 その後、キャリアデザインスクール「我究館」を創設し
 “キャリアデザイン”という概念を導入した
 独自の人材育成法で実績を残した人なんだそうです。

 ぎっしり書かれた「著者紹介」欄で
 すでにおなかいっぱい。

 スペックは多少違えど、こういう感じの
 “独自の”人材育成法で名を成した人って
 地方都市にも必ず1人や2人いるもんで……

 苦手なんだよなぁ。

 でも、
 「神垣さん、絶対、この手の本
  手に取らないと思うから、あげる」
 と友人から手土産代わりに渡された本なので
 しぶしぶページをめくってみると……

 幾つか心に残る言葉があったので
 書き留めておきます。

 20ページ「自制」の項目
 「感情を捨てよ。

  日常のちょっとしたことで、喜んだり、感動したり、癒されたりして、
  ガス抜きするな。満たされるな。
  本当の喜びや感動は、目標達成のその瞬間までとっておけ。
  もっと感情を強く持て。感情も微塵もぶらすな。
  喜ばず、落ち込まず、ただ淡々とゆけ

 昨年あたりから、わたしも
 こういう気持ちが芽生えました。

 言い換えれば
 「期待しない」。

 でも、それは「諦める」のとは違います。

 感情過多で、思い込みも喜怒哀楽も激しい性質で
 仕事をすることで、なんとかそういう生の感情を抑える術を
 学び、訓練してきましたが

 50を前にした今でも
 心の中ではイライラ、カリカリすることが多いです。

 そんな自分の内なる感情に折り合いをつける方法が
 「期待しないこと」
 と気づいたのです。

 目先のちょっとしたことに
 いちいち感化されず
 泰然としているには

 もっと遠くを見て、
 不必要に自分や周りに期待せず
 ただ淡々と歩くこと。

 ほかにも
 32ページ 「誰にも見せない自分を持て
 74ページ 「別人格になれる趣味を持て
 84ページ 「『本当はこれがしたいんだけどなぁ』という
       甘えたガキのタワゴトは絶対になしだ

 など、タイトル通りの
 「アツイコトバ」が並びます。

 読みながら、ふと思いました。
 「あ、この本、50前の自分より
  うちの女子高生に読ませるのが一番だ」
 と。

 わたしには“年寄りに冷や水”な感
 満載の内容の本ですが
 うちの甘えたガキにはピッタリでしょう。

 そんな熱湯コマーシャルみたいな
 言葉と解説が40項目、掲載されています。

 見開きでスイスイ読み飛ばせる
 大きな文字で構成されていいるので
 あっという間に読み終えることができます。



 シュウさん、ありがとう。でも、途中まで
 杉村太蔵の本だと思って読んでました……。

 毎週、「週刊文春」は買い続けていますが
 「文藝春秋」を買うのは実に3年ぶり。

 田中慎弥と西村賢太の芥川賞対談が掲載されていた
 2012年4月号、以来です。

 なぜ、930円もする「文藝春秋」を買ったかというと
 「負け犬娘」には見合いをさせよ
 というタイトルの対談が読みたかったから。

 わたしとほぼ同い年の
 エッセイスト・酒井順子さんと
 今、わたしがもっとも読みたい書き手
 ジェーン・スーさんの対談が掲載されているんですね~。

 シュッとして都会のキャリアウーマン風、
 いかにも東京育ちのエッセイスト
 というイメージを持っていた
 酒井さんも

 写真を見る限り
 わたし同様、すっかり年相応の
 “中年感”を醸し出していて
 なんだか親近感を覚えます
 (昔はもっと、ツンとおすましお嬢さん風だったのに…)。

 スーさんは、今や
 複数の雑誌に登場するわ、連載はあるわ
 ラジオの方も絶好調の
 旬な人。

 何を言っても書いても
 勢い、あるなぁ。
 うらやましい!

 「負け犬の遠吠え」で一躍、話題になった酒井さんですが
 あの本が出版されて、もう10年なんだとか。

 「未婚、子ナシ、三十代以上の女性」を
 取り巻く環境も変わり
 
 三十代以上の未婚女性の在り方は
 さらに多様に、何でもアリになってきたように感じます。

 スーさんが
 「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな
 に書いたように、女性も結婚にしがみつかなくなりつつ
 あるように感じるのは、わたしだけでしょうか。

 わたしが20代の頃は
 24、25歳が結婚適齢期で

 30歳で結婚したわたしなんて
 堂々たる「晩婚」でしたが
 今はそんな見方、誰もしません。

 いくつで結婚しても
 誰と結婚しても
 何度結婚しても
 いい。

 世の中には
 色んなケースがあり
 基本の型なんて、もはやありゃしません。

 世間の枠なんて気にせず
 自分が心地いい状態であれば
 「結婚」にさほどこだわる必要はないんじゃないかと
 つくづく思います。

 女性はいつの時代も
 いくつになっても
 元気なんで、あまり心配することはないでしょう。

 でも、未婚女性の
 親とか親戚は
 「早く結婚を!」なんて急かさず
 この対談にあるような配慮と作戦が
 必要かもしれません。

 書きたいことはいろいろありますが
 長くなるので
 


 ぜひ、読んでみてください!
 酒井さんとスーさんの対談
 面白いです。

 月刊誌って読むところがたくさんあって
 お得だな~。

バレンタインデーの2月14日
 25回目の「仕事美人トークカフェ」を開催しました。

 ご参加くださった皆さん
 ゲストの喫茶ふりよん店長 大葉進さん
 ありがとうございます。

 今回の開催場所、喫茶ふりよんは
 元は天然酵母パンのお店「レトワールフリヨン」で
 第1回の「仕事美人トークカフェ」を3年前の11月に開かせてもらったところ。

 パン店が広島市内中心部に移転後
 ここはフレンチトーストが看板メニューの喫茶に。

 当初はパン職人として採用されるも
 喫茶の店長を任されたのが大葉進さんです。

 トークカフェでは
 彼自身の生い立ちや障害のこと
 店長になってからの悪戦苦闘ぶりを
 包み隠さず、自分の言葉で懸命に語ってくださいました。

 本店のスタッフの方も数名
 参加してくださっていたのですが
 大葉さんの「伝えたい」思いを
 皆で共有できた気がします。

 自分の未熟さ、足りない点を自覚し
 人からの助言や指摘を素直に受け入れ、日々改善していく……
 そんな素直で、吸収力のある大葉さんだからこそ

 オーナーも見込んで店長に抜擢し、
 本音でお店の経営について語り合う間柄へと
 きずなが深まっていったのでしょう。

 「経験したことがないから、できません」
 「自信がないから、やりません」
 というのは、せっかく与えられたチャンスを
 自分から拒むこと、手放すこと。

 失敗したってそれがか経験になるのだから
 「まずは、やってみる」
 できるできないの判断はやってみてからでも遅くない
 という大葉さんの言葉が印象的でした。

 トークカフェでもご紹介したのですが
 藤原宮子オーナーの大葉さんへの思いを綴った
 ブログの記事。とても良い内容だったので、ご紹介します。

 ▼ 「喫茶ふりよん 店長 大葉物語」
 
 現在は、本店に勤務中の大葉さん
 (喫茶では本店の赤石店長が腕を振るっています)。
 本店でも経験を積んで、さらに成長していくことでしょう。

 パン店も喫茶も、メニュー・サービス共に進化中。
 楽しみです。

 ▼レトワールフリヨン
 

 今、諸事情あり
 事務所へは車で通勤しながらも
 少々遠方にある駐車場から
 20分ほど歩いて通勤しています。

 この片道20分が
 わたしの句作の時間。

 音楽を聴きつつ
 川土手から橋を渡り
 国道沿いを歩きつつ
 目にする光景やその時々に感じたことを
 五七五にあてはめる作業を楽しんでいます。

 俳句のリズムに言葉を合わせるため
 歩きながら、指を折り
 五とか、七とか数えているので
 見た目、非常に怪しい。

 さらに、
 句ができたら、立ち止まって

 「ごーしちご(575でつぶやくアプリ)
 にiPhoneから投稿。

 指折り数えては、止まって投稿
 を繰り返していて
 「ヘンなおばさん」度全開。
 って、誰も見ちゃいませんが。

 事務所に着くころには
 「ごーしちご」に投稿した句に
 「いいね」やコメントが付いているので
 それを眺めて悦に入るのが最近の日課です。

 この事務所‐駐車場間の行程が
 わたしにとっては俳句でいうところの
 「吟行」になっていて
 気分転換と頭の体操にちょうどいい。

 ネット上ではありますが
 発表の場もあるので
 励みにもなります。

 毎日、一定の距離を歩くので
 運動にもなり、一石二鳥以上の
 効果を感じています。

 ただ、日々の句作は
 まったくの我流なので
 基本的な俳句の決まりごとを知りたくて
 この本を購入しました。

 「知識ゼロからの俳句入門」。

 実は、この手の
 マンガ付きのガイド本って
 子どもの頃から好きではないのですが

 著者が、敬愛する
 俳句界のロックンローラー
 (転がる石のような生き方をしている俳人という意味で…)

 金子兜太先生だったので
 思わず買ってしまった次第。

 タイトルにある通り
 「知識ゼロから」句作を始めるために
 知っておくべき決まりごとが
 古谷三敏さんのマンガと
 例句付きで紹介されていて、分かりやすいです。

 アプリをインストールして
 「さぁ、句をつくるぞ!」
 と意気込んでみたものの
 最初は全然、思い浮かびませんでした。

 でも、テーマを絞ると
 句作がしやすくなることを発見。

 例えば「エロ」とか「ネコ」とか。

 ネコをずっと観察して
 その行動を詠むようにすると
 作りやすい。

 ネコを恋人に見立てれば
 恋情を詠んだ俳句チックにもなっていきます。

 こうした、
 ちょっとした視点の変化が
 句作を面白くさせてくれるのだと感じています。

 わたしのように
 俳句を始めるにあたって、基本的なルールを知りたい!
 という人に最適の入門書です。



  次は、歳時記を手に入れて
  季語を頭に入れていかないと! 忙しいなぁ。

 今、わたしのiPhoneの待ち受けは
 吉田類さんとのツーショット画像。

 縦長の画面には、結局のところ
 類さんしか収まってませんが。

 好きなんだなぁ。

 できることならば
 類さんのように旅をし
 類さんのように句を詠みたい!

 そんなささやかな夢をかなえてくれる本が
 「酒場詩人・吉田類の旅と酒場俳句」。

 3部構成になっていて、
 ・類さん手書きの酒場俳句
 ・酒場エッセイ
 ・吉田類も通う東京酒場
 が、写真とともに紹介されています。

 俳句自主トレを始めたわたしにとって
 本書は酒場俳句の教科書みたいなもので
 折に触れ、心の師匠
 類さんの俳句を味わっています。

 その時々に
 心で感じとった光景を
 17文字で表す

 というのは
 遊びとして楽しく
 頭の体操、感性の鍛錬になることは
 間違いなし。

 爺くさいなんて言わず
 なんでもいいから詠んでみることを
 お勧めします。

 誰にも
 詩ごころはあるはずで
 きっかけさえ見つかれば
 日本人のDNAが一句詠ませてくれるはず。

 俵万智による本書の帯には

 「スマートで、泥くさい。
  艶っぽくて、おもしろい。つまりそれが
  ほろ酔いの美学っていうことなんだなと思う。

  類さんの俳句は
  類さんのお酒に似ている

 とあります。

 目指すべきは
 「スマートで、泥くさい。
  艶っぽくて、おもしろい」人。

 泥くささとおもしろさは
 兼ね備えているつもりですが
 あとの2つが足りない……

 精進しなければ!



 大半が写真と俳句なのでするっと読めます。

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