ライター・カミガキ 臨機応変日記

好きな言葉は「臨機応変」。 変幻自在、しなやかに強く、信じるままにわが道を行くライター・カミガキの日々の奮闘・思い・気づきを綴ります。

2015年04月

 今回の【仕事美人 トーク・カフェ】は
 約3年間続けてきた中で、一番感慨深い回となりました。

 会場は
 昨年8月の22回トークカフェのゲスト
 竹中真弓さんのお店
 キッシュ グラン・ココ。

 竹中さんがゲストのトークカフェ開催時に
 話を聞きに参加していたのが
 今回のゲストの栗田寛子さんでした。

 そのときすでに
 美容業界で10年以上の経験を積み
 実績も残していた栗田さんは
 そのキャリアを買われ
 エステサロンの開業に携わり
 運営を任されていました。

 最初の就職先で美容カウンセラーとして
 営業成績を上げ、業績を残していたにもかかわらず
 会社を辞めて、美容専門学校へ。

 技術を身に付け
 エステシャンとして腕を磨くとともに
 店舗の立ち上げにもゼロから関わり
 業績を残していた栗田さん。

 新たなエステサロンの運営を任されたのも
 彼女の頑張りが認められた結果であり
 誰が見ても納得する
 順調なキャリアアップだったのですが……

 栗田さん自身は
 「このままでいいのだろうか」
 というもやもやを抱え
 突破口になる“何か”を探していたと言います。

 そのときに、昨年のトークカフェで
 竹中さんの創業の経緯を聞き、
 「これだ!」と心動かされ
 栗田さんはすぐに行動に出ました。

 竹中さんのお店へ通い、アドバイスを受けながら
 事業計画書を改めて書き始め
 それを確かなものとするために
 平成26年度「創業チャレンジ・ベンチャー支援事業」に応募。

 半年の間に、見事
 事業者の認定を受け、
 今年の夏の移転オープンに向け
 準備を進めています。

 その行動力とスピードといったら……。

 でも、わたしが一番うれしかったのは
 トークカフェがきっかけで
 人と人の縁がつながっただけでなく
 その縁をきっかけに行動を起こし
 新しい扉を自ら開けた
 栗田さんのような人が現れたことです。

 こうした
 「出会いの化学反応」
 こそが、主催者にとって
 たまらない瞬間であり
 このうえない喜びでもあります。


 清楚で美しい外見からは想像もつかない
 ガッツがあり、体育会系の要素も十便持ち合わせた
 男前な栗田寛子さん。

 今後の完全独立と、彼女らしいサロンづくりを
 これからも応援し続けたいと思っています。

 ▼27回【仕事美人 トーク・カフェ】の様子はこちら
 


 今回の【仕事美人 トーク・カフェ】に
 ご参加くださった皆さん
 ゲストの栗田寛子さん
 会場提供と素敵なサプライズを用意してくださった竹中真弓さん
 本当にありがとうございました。


 ・栗田さんのサロン「commerce」    

 ・竹中さんのお店キッシュ・グランココ 

  栗田さん、実はうちの次女の高校の先輩にあたり
  次女のクラスの副担任の先生と同級生だと判明。
  思わぬうれしいご縁に驚きました♪

 素敵な女性の
 素敵なライフスタイルを紹介した本が
 大好物なんです


 うちの夫。


 わたしはその手の本は20代に読みあさり
 30代は子育てと仕事でそれどころではなく
 40代は気づけば、すっかりおっさん化が進行し不要に。

 今さら、ほとんど興味も関心もなく
 むしろ避けていたのですが
 困ったことに見つけてしまいました……
 夫の本棚で。

 沖幸子さんの
 「50過ぎたら見つけたい 人生の“落としどころ”」

 沖幸子さんとか
 井形慶子さんとか
 海外生活経験のある知的な女性が
 うちの夫は大好き。

 彼女たちの著作が
 彼の本棚には何冊もあります。

 そして、彼女たちの本に啓蒙された夫は
 わたしより、はるかに女子力が高い!
 (注:外見とか趣味ではなく、掃除とか料理とか好きなお菓子とか)

 年々、精神の男性化が著しいわたしは
 もうすぐ50歳だし
 意識の高い女子力を備えた夫の
 爪のあかでも煎じて飲まにゃなるまいと思い立ち
 読んでみることにしました。

 「待ち時間の使い方」
 「先に延ばさない習慣づくり」
 「朝の1分家事」

 「もの」と「時間」の落としどころについて書かれた
 1章の中だけでも、いいことがいっぱい書いてあります。

 あれあれ? でも、2章には
 「掃除こそ、男性に向く家事」
 3章には
 「かわいいおじさん」
 なんていう内容も。

 沖さんの素敵な暮らしぶりを
 写真もふんだんに織り込みながら
 紹介している本書ですが
 男性が興味をそそられる内容もちらほら。

 本書を読んで、印象的だった箇所に
 夫とわたしでそれぞれ赤線を引いています。

 「ビジネスに素晴らしいキャリアは要りません。
  日々の挑戦が積み重なってキャリアになるのです。
  やると決めたら、どれだけ心を無にし、
  情熱と体力を傾けることができるかです

 「若いときや壮年期の学びというのは、自分の知らないことを知ることです。
  でも、50代からの学びは、知らないことではなく、
  これまで気がつかなかったことを知ることなのです

 先に挙げたくだりが夫、後の方がわたしが線を引いたところ。

 これまで年をとることに抵抗を感じることなくやってきましたが
 50歳というのは、半世紀生きたことになるわけで
 「区切りの年齢」であることは確か。

 ひと息ついて
 ちょっと自分と自分の周りを見渡し、
 見直すのにちょうどいい本かもしれません。



  50代に入る夫婦が一緒に読んでも楽しめそうです。

 「その経験は味方だ。」

 いいコピーだなと思っていました。

 今回、紹介する本は
 自分の勉強のためにこっそり読んで
 誰にも教えるつもりはなかったのですが……

 内容がとても良かったので
 やっぱり紹介します。

 その本とは
 「企画者は3度たくらむ」

 タウンワークの広告で使われている
 「その経験は味方だ。」や

 ジョージアのCMで使われている
 「世界は誰かの仕事でできている。」
 を手がけた電通のコピーライター
 梅田悟司さんの著書です。

 「むむむっ、そうきたか!」
 と相手をのけぞらせる企画を生み出すための
 思考とプロセスについて
 丁寧に分かりやすく書かれています。

 「重要なのは、生活者の行動を思い込まないこと

 「実現できないアイディアは、企画とは呼べない

 「整理術が苦手な人の企画は、
  企画ではなくアイディアの羅列になってしまうことが多い

 全編、穏やかな語り口でありながら
 ぐっさり突き刺さってくる一文が随所に散りばめられている反面

 ・プレゼンテーションでは
  最もわかりやすくベタな「そうですよね」のA案のほかに
  「そうきたか!」のB案
  「そこまではちょっと」のC案
  という予想外な裏切りのある案も用意し、
  相手の理解を少しずつ深めていく。

 ・考えやひらめきは、それがアリかナシを悩む前に
  まず言葉や構図として棚卸ししてみる。

 といった
 「企画をたくらむ」にあたり、
 具体的にどうすればよいかという方法や考え方
 も述べられています。

 チームで企画をたくらむ上で
 「専門力同士のぶつかり合い、凌ぎ合いは
  お互いを大きく成長させてくれる
 とも。

 中でもわたしは、本書の次のくだりが印象的でした。

  製品をどう伝えるか(HOW)、製品の何を伝えるか(WHAT)の前に
  真っ先に考えるべきは、目的、何のために(WHY for WHAT)伝えるか。

  その目的は、商品を爆発的に売るためではなく、
  ユーザーの生活をよりよくしたり、楽しみを与えたり、
  手間や不便を省かせる、
  人を中心に翻訳された特長を端的に表現し、訴求することである。

  その結果、ユーザーが製品の価値を認め、
  その製品が売れることになるのだ。


 目先の利益を追うことだけに頓着するのではなく
 もっと先、

 製品やサービズが
 人の生活や、もっと言えば人生を
 より良く変えていくことを見据えた企画。

 これは広告の分野だけの話ではなく
 自分の仕事を考えていくうえでも
 重要な視点だなと思い、刺激を受けました。


 仕事でもっと「たくらみたい」と思っている人に
 おすすめしたい1冊です。



  協調性がないのに、なぜかチームで仕事をするのが好き。
  その理由を本書を読んで再認識できました。

 アメリカ生まれの詩人、俳人、随筆家、翻訳家
 のアーサー・ビナードさん。

 私が彼の名前を知ったのは
 絵本からだったと記憶しています。

 アーサーさんは
 1990年に来日してから日本語での詩作を始め
 絵本のほか、エッセイなど、日本語の著作が多数あります。

 今回も、例によって紹介する本に行き詰まり
 夫の本棚を物色していたら
 アーサーさんの「アーサーの言の葉食堂
 が目に留まりました。

 手に取ってみると
 言葉をテーマに
 一篇3ページほどで構成された
 エッセイ集でした。

 一読して驚いたのは
 きちっとした、あるいはキリッとした
 日本語の使いこなし方。

 語彙が豊富で
 言葉の扱い方が実に丁寧。

 米国人らしいジョークやユーモアを織り交ぜつつ
 おやじギャグになる一歩手前の
 言葉遊びも達者です。

 まるで、国語が得意な優等生が
 「どう? ぼく、こんなに日本語を知っているんだよ」
 と少々自慢げに書き綴っている感が
 なきにしもあらずですが

 その半面
 この人、本当に日本語が好きで
 真剣に、でも面白がりながら
 勉強してきたなんだな
 ということも伝わってきます。

 アーサーさんは
 東日本大震災後、広島にも拠点を置き
 広島平和記念資料館の地下収蔵庫に納められている被爆した遺品を
 独自の視点で捉え

 原爆がもたらす現実を描いた
 写真絵本『さがしています』を出版。  
 2012年に、第33回広島文化賞を受賞しています。

 そんないきさつもあり
 広島の新聞やラジオ、テレビなどで
 彼の姿や話に触れることもあります。

 夫も、彼の講演を聞きに行き
 会場で本を購入した模様
 (2013年の日付の著者のサインがしてありました)。

 本の内容は、著者自身が
 「生活の細部へのこだわりから生まれた一冊」と書いている通り
 さらっと読める軽妙なエッセイ集なのですが

 「あとがき」に夫が線を引いている一文に
 ドキッとしたので、記しておきます。

 「言葉を使うときも、その言葉の向こうにある実態を意識しないと。
  使われたあと、言葉がどこへ流れ、
  生活の中でどう拡散して、あるいは濃縮されていき、
  どんな問題を引き起こしているのか、
  無視してはならないと思う

 これは、多分
 言葉を扱う仕事をする
 わたしへのメッセージかも、と受けとめました。

 肝に銘じなければ。

 アーサーさん自身も、言葉を使って
 静かに、でもタフに闘っている人だと思います。

 大人はもちろん
 これから言葉を吸収し、蓄積して成長していく
 中高生にも読んでほしいなと思った1冊です。



 ▼アーサー・ビナードさんはこんな人
 
  実はビナードさん、わたしの1歳下。
  なんか焦る~っっ!

 入社シーズンに向けた過去のメルマガ記事が
 『まぐまぐニュース』に掲載されています!

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  今さら聞けないビジネスメールの基本マナー
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 新入社員の皆さんにご紹介ください。

 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」
 マツダのSKYACTIVの開発に携わった
 この人の名を記憶している方もいるかもしれません。

 人見 光夫。

 東京大学工学部航空工学科を卒業し
 大学院修了後、マツダに入社。

 マツダでは一貫して
 ガソリンエンジン関係の「先行開発」に
 取り組んできた人です。

 「プロフェッショナル」では
 大きな体を小さく丸めて、恥ずかしそうにしている
 なんだか茶目っ気のあるおじさん
 という印象でした。

 その人見さんが書いた
 逆境だらけの中、もがきながら
 SKYACTIVを開発した模様を伝える本が
 「答えは必ずある」です。


 バブル崩壊後、経営の危機に直面したマツダは
 フォードから共同エンジン開発の声がかかり
 存続の危機を乗り越えます。
 
 しかし、マツダ内のエンジン開発者のほとんどが
 フォードとの共同エンジン開発部隊へ移ってしまい
 マツダ社内で将来に向けた「先行開発」を行うグループのメンバーは
 たったの30人程度。

 他社では、この部署に1000人の人員を擁するところもあるというのに……。

 たった30人程度で何ができるか。
 そこには、マツダ流の「選択と集中」がありました。

 世間で考えられているような
 多くの課題の中から取捨選択して、
 選んだ課題に集中するというものではなく

 仕事の対象となる多くの課題のうちから
 主要な共通課題を見つけ出し、それに集中するというやり方。

 ボウリングで例えるなら
 これに当てれば連鎖的に残りのピンも倒れる
 ヘッドピン(一番ピン)を見つけ
 それに当てることに集中するという方法です。

 技術開発面でのヘッドピン、つまり
 進むべき方向を定め、焦点を絞った技術開発の末
 行きついたのが
 SKYACTIV-Gと呼ばれるエンジンでした。

 開発の具体的な内容は
 本書を読んでいただくとして
 本書を象徴する印象的なくだりを紹介します。


  私が常々言っているのは「できない」とは言わないということだ。
  どんなに難しい課題でも、とことん考えていけば
  答えは必ず見つかるものだ。
  そのために、自分の専門性や経験を総動員することが大切だ。

  「できない」と一度口に出してしまえば、ネガティブな思考に陥り、
  二度と素直に「できる」とは言えなくなる。
  下手をすれば、できないことを願うようになってしまう。
  もしも誰かが答えを見つけたら、非常に格好が悪い。

  答えは必ずある。ここが大切なのだが、
  答えは必ずあると信じる人にこそ、答えは見つかるものだ。


 この序章の後半にあるくだりに
 本書で人見さんが伝えたいことが集約されていると思います。

 「答えは必ずある」と信じる人に、答えは見つかる

 これは、製造業や技術職に限らず
 どの業界、どの分野にも言えることのように思いました。

 「燃費を30%以上改善しながら、走りの楽しさも実現する」という
 相反する二つの両立を実現するに至る
 男たちのドラマを、ぜひお読みください!



  今、似たような状況でしんどい思いをしている人
  すべてに捧げたい1冊です。

 4月の「仕事美人トークカフェ」のゲストが決まりました!

 エステサロンcommerce(コメルス)オーナーの
 栗田寛子さん です。

 栗田さんとの出会いは、昨年8月にさかのぼります。

 広島初のキッシュ専門店を開業した
 キッシュ・グランココの竹中真弓さんをゲストに迎え
 

 彼女のお店で開催した
 21回めの「仕事美人トークカフェ」の
 参加者の一人が栗田さんでした。

 竹中さんの創業までのいきさつ、取り組みに
 刺激を受けた栗田さんは、
 数日後、すぐさま竹中さんにアドバイスを請い、
 中小企業支援センターの門をたたきます。

 竹中さんも創業時にお世話になったという
 創業チャレンジ支援事業に挑戦するためです。

 この間の栗田さんの
 行動力と対応の早さと言ったら……

 地元の漢方薬局のエステスタッフとして経験を積み、
 エステの本場・フランスへ渡って武者(?)修行。
 そして、2年前に自分のサロンを開業。

 清楚な外見とは裏腹に、
 ガッツのある美のチャレンジャーが栗田さんです。

 そんな彼女が
 このたび、見事、
 「創業チャレンジ支援事業 認定起業家」
 に認められました!

 言わずと知れた
 競争の激しい美容業界で、
 長く愛されるお店づくりを目指し

 東洋とパリの技術を融合させた施術で
 新たな挑戦をする
 栗田寛子さん。

 エステシャンとして仕事を始めたきっかけ、開業までの経緯
 「創業チャレンジ支援事業」に挑戦しようと思った理由
 今後の展開、目標 など

 語っていただきたいと思っています。

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      【仕事美人 トーク・カフェ】VOL.27
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    エステサロンcommerce(コメルス)オーナー
            栗田 寛子 さん

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  テーマ:「フランスへ渡ってエステ武者修行 !?
             美レンジャーの次なる挑戦は?」     
  
  日 時  2015年 4月25日(土) 15:00~17:00

  会 場  キッシュ グラン・ココ
      (広島市西区井口台2丁目23-32-1F)

  参加費  一般 ⇒ 3000円    

       【しごび】読者 ⇒ 割引あり

       ※グランココのキッシュと飲み物付き

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 ▼栗田さんのサロン commerce について
 
 トークカフェがきっかけとなり
 こうして自ら行動し
 新しい扉を開いた女性がいる!
 ことをとてもうれしく思っています。

 栗田さんのたっての願いで会場をグランココに。
 良いご縁を結ぶパワースポットになりつつあるお店です♪


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